1級電気工事施工管理技士とは?
第一次検定に合格するための全知識
1級電気工事施工管理技士は、建設業法に基づく施工管理技術検定の資格です。電気工事の施工計画の作成、工程・品質・安全の管理、施工に従事する人の指導監督などを行う技術者であることを国が認めるもので、特定建設業の営業所の技術者や、大規模な工事現場に置く監理技術者になるために必要な資格です。
第一次検定に合格すると「1級電気工事施工管理技士補」と名乗ることができ、主任技術者の資格を持つ技士補は監理技術者補佐として現場に置くこともできます。
ここでは、第一次検定の全体像と、合格するための要点を整理します。
1. 受検資格と試験の形式
令和6年度から受検資格が見直され、1級の第一次検定は、受検年度の末日における年齢が19歳以上であれば、実務経験を問わず受検できるようになりました。第一次検定の合格は失効しないため、合格後は実務経験を積んでから第二次検定に進めます。
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■ 試験の実施:
第一次検定は年1回、マークシート方式で行われます。最新の日程・申込方法・受験料は、必ず一般財団法人建設業振興基金の公式サイトでご確認ください。 -
■ 出題形式:
四肢択一式または五肢択一式で、出題された問題の中から指定された数を選んで解答する選択問題と、必ず解答する必須問題があります。
2. 出題の区分と合格ライン
令和7年度・令和8年度の第一次検定は、89問が出題され、そのうち60問に解答する形式でした(各1点)。
令和8年度の合格基準は、全体で100点換算の60点以上(60問中36問の正解に相当)、かつ施工管理法(応用能力)で6問中3問以上の正解でした(令和7年度も同じ)。全体の点数が足りていても、応用能力の基準に届かなければ不合格になります。合格基準は年度ごとに公表されるため、最新の基準は国土交通省・試験機関の公表資料でご確認ください。
出題の区分(令和7年度・令和8年度の例)
- 電気工学: 12問出題(No.1〜6の6問は全問解答、No.7〜12の6問から4問を選択)
- 電気設備: 32問出題・14問を選択
- 関連分野: 8問出題・5問を選択+設計・契約関係2問は必須
- 施工管理法(応用能力): 6問出題・6問全て必須(五肢択一)
- 施工管理法: 7問出題・7問全て必須
- 工事施工: 9問出題・6問を選択
- 法規: 13問出題・10問を選択
本サイトのカテゴリーとの対応
本サイトの7つのカテゴリー(01〜07)は、この出題の区分に合わせて並べています。電気設備は範囲が広いため、「発電・変電・送配電」と「構内電気設備・情報通信・防災」の2つに分けました。応用能力の問題は「施工管理法」カテゴリーの2テーマに収録しています。「最初に覚える土台知識」(50問)は、どの区分にも共通する基本を最初に押さえるための初心者向けカテゴリーです。
3. 必要な学習時間と合格への3つのポイント
電気工事の実務経験がある方でも、学習時間の目安は150〜300時間程度(1日2時間の学習で約3〜5か月)です。これは当サイトの整理による目安であり、試験実施機関が公表している数値ではありません。電気の理論に不慣れな方は、電気工学に時間を多めに配分してください。
合格を確実にするための最重要ポイントは以下の3点です。
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必須問題を落とさない:
電気工学の最初の6問(No.1〜6)、設計・契約関係の2問、施工管理法(応用能力)の6問、施工管理法の7問は、全問解答の必須問題です。特に応用能力には独自の合格基準があるため、「施工管理法」カテゴリーの応用能力の2テーマは必ず繰り返し解いてください。 -
選択問題は「得意分野を増やして選ぶ」:
電気設備・工事施工・法規などは、出題数より解答数が少ない選択問題です。得意な分野が多いほど、確実に解ける問題を選んで解答数を満たせます。範囲の広い電気設備は、発電・変電・送配電と構内の両方から得点源を作りましょう。 -
数字と主体は「比べて」覚える:
法規や電気設備技術基準の問題は、金額・日数・距離・人数・届出先の数字の入れ替えが定番のひっかけです。当サイトの解説の「覚え方のポイント」で似た数字を並べて整理し、間違えた問題の復習機能で弱点を潰していきましょう。
通勤・通学のスキマ時間を活用して、
一発合格をつかみ取りましょう!