2026年版・6-2

工事施工:送電線路・配電線路の工事の一問一答

1級電気工事施工管理技士(第一次検定)「工事施工」から、工事施工:送電線路・配電線路の工事に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問16-2

電気設備の技術基準の解釈に基づく、全長12mのA種鉄筋コンクリート柱(設計荷重6.87kN以下)の根入れの深さとして、最も適当なものはどれか。ただし、根かせは用いないものとする。

  • ①2.0m以上
  • ②1.2m以上
  • ③2.5m以上
  • ④3.0m以上
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正解 ①2.0m以上
解説
電気設備の技術基準の解釈第59条では、全長15m以下のA種鉄筋コンクリート柱(設計荷重6.87kN以下)の根入れの深さを、全長の6分の1以上と定めています。全長12mなら、12÷6=2.0m以上です。全長15mを超え16m以下の場合は2.5m以上とされています。

他の選択肢について
・1.2m以上:全長の10分の1程度の値で、規定より浅すぎます。
・2.5m以上:全長15mを超え16m以下の場合の値です。
・3.0m以上:全長の4分の1で、規定と一致しません。

覚え方のポイント
「全長15m以下の電柱の根入れ=全長の1/6以上」。12m柱なら2m、15m柱なら2.5mです。
問26-2

架空電線路の支線に関する次の記述のうち、電気設備の技術基準の解釈に基づくものとして、最も適当なものはどれか。

  • ①支線の引張強さの安全率は、原則として1.5以上とする。
  • ②支線の引張強さの安全率は、原則として2.5以上とする。
  • ③支線にはより線を使わず、単線を用いるのが原則とされる。
  • ④支線により線を用いる場合、素線は2条以上あればよい。
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正解 ②支線の引張強さの安全率は、原則として2.5以上とする。
解説
電気設備の技術基準の解釈第61条では、支線の引張強さの安全率を原則として2.5以上(一部の支線では1.5以上)とし、支線により線を使用する場合は、素線を3条以上より合わせたものとすることなどを定めています。支線は、電線の張力による電柱の傾きや倒壊を防ぐために設けます。

他の選択肢について
・原則1.5以上:1.5以上でよいのは一部の支線に限られ、原則は2.5以上です。
・単線を用いるのが原則:より線を用いる場合は素線3条以上とするなどの規定があります。
・素線2条以上:より線は素線3条以上をより合わせたものとします。

覚え方のポイント
「支線=安全率2.5以上・より線は素線3条以上」。
問36-2

高圧架空電線を道路(車道)を横断して施設する場合の、地表上の高さとして、電気設備の技術基準の解釈に基づくものとして、最も適当なものはどれか。

  • ①5.5m以上
  • ②5m以上
  • ③6m以上
  • ④4m以上
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正解 ③6m以上
解説
電気設備の技術基準の解釈第68条では、高圧架空電線の高さを、道路(歩行の用にのみ供される部分を除く)を横断する場合は地表上6m以上、鉄道または軌道を横断する場合はレール面上5.5m以上などと定めています。車両の通行に支障がなく、接触事故を防ぐための基準です。

他の選択肢について
・5.5m以上:鉄道または軌道を横断する場合のレール面上の高さです。
・5m以上:低圧架空引込線が道路を横断する場合の値です。
・4m以上:道路横断の基準より低すぎます。

覚え方のポイント
高圧架空電線は「道路横断6m・鉄道横断5.5m」。低圧架空引込線の道路横断は5m以上(やむを得ない場合は条件付きで緩和)と区別します。
問46-2

架空送電線の架線工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①延線は、電線が地面や障害物に触れないよう張力をかけて行う。
  • ②延線中は、電線が他の電線路や道路に接触しないよう防護を行う。
  • ③緊線後は、電線のたるみが設計値の範囲内にあることを確認する。
  • ④緊線後のたるみは、気温に関係なく設計値と同じ値に合わせる。
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正解 ④緊線後のたるみは、気温に関係なく設計値と同じ値に合わせる。
解説
電線は温度によって伸び縮みするため、たるみは気温によって変わります。緊線のときは、そのときの気温に応じて補正したたるみ(架線時のたるみ表などによる値)に合わせます。気温に関係なく同じ値に合わせると、季節によってたるみが過大・過小になり、地上高の不足や過大な張力の原因になります。

他の選択肢について
・張力をかけて延線:延線車(ウインチ)と金車を用い、電線が地面や障害物に触れないようにして、素線の傷を防ぎます。
・防護の実施:道路や他の電線路を横断する箇所では、防護足場やネットなどを設けます。
・たるみの確認:緊線後、たるみが設計値(気温補正後)の範囲内にあることを確認します。

覚え方のポイント
架線工事は「引きずらない(張力延線)・横断箇所は防護・たるみは気温で補正して確認」。
問56-2

高圧配電線の間接活線工法に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①充電部から離れた位置で、絶縁操作棒などを用いて作業する。
  • ②作業者が絶縁用保護具を着け、ゴム手袋で直接充電部を扱う工法。
  • ③配電線を停電させてから作業を行う工法のことを指す。
  • ④絶縁操作棒を使うので、絶縁用防具の装着は不要な工法である。
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正解 ①充電部から離れた位置で、絶縁操作棒などを用いて作業する。
解説
間接活線工法は、高圧配電線を停電させずに、作業者が充電部から一定の距離を保った位置で、絶縁操作棒(ホットスティック)などの間接活線用工具を用いて作業する工法です。停電による需要家への影響をなくしつつ、作業者の安全を確保します。

他の選択肢について
・ゴム手袋で直接充電部を扱う:これは直接活線工法の説明です。
・停電させてから作業:これは停電工法です。活線工法は停電させずに作業します。
・絶縁用防具の装着は不要:間接活線工法でも、作業範囲の充電部に絶縁用防具(防護管など)を装着して行います。

覚え方のポイント
「間接活線=離れて・棒で」「直接活線(ゴム手袋工法など)=絶縁用保護具を着けて手で」。いずれも絶縁の措置が前提です。
問66-2

鉄塔の組立て工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①部材のボルトは、所定のトルクで締め付けて、締付けを確認する。
  • ②高さ5m以上の鉄塔でも、組立ての作業主任者は不要である。
  • ③高所での組立て作業では、墜落制止用器具を使用する。
  • ④組立て中は、下方への立入りを禁止する区域を設ける。
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正解 ②高さ5m以上の鉄塔でも、組立ての作業主任者は不要である。
解説
高さ5m以上の金属製の部材で構成される塔の組立て・解体などの作業では、建築物等の鉄骨の組立て等作業主任者を選任し、作業の方法や順序を決定して作業を直接指揮させなければなりません(労働安全衛生法施行令第6条第15号の2)。鉄塔の組立ては、あらかじめ定めた組立て順序と作業計画に従って行います。

他の選択肢について
・ボルトの締付けと確認:所定のトルクで締め付け、締め忘れを防ぎます。
・墜落制止用器具の使用:高所作業の基本です。
・立入禁止区域の設定:工具や部材の落下による災害を防ぎます。

覚え方のポイント
鉄塔の組立ては「作業主任者(高さ5m以上)・計画どおりの順序・確実な締付け・墜落防止・落下防止」。
問76-2

配電用の柱上変圧器の取替え工事に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①作業前に、停電範囲と作業手順を関係者で確認する。
  • ②取替え後、変圧器の二次電圧と相の接続を確認する。
  • ③停電の確認は、柱上変圧器の一次側の検電だけで足りる。
  • ④高所での作業では、墜落防止の措置をとってから作業する。
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正解 ③停電の確認は、柱上変圧器の一次側の検電だけで足りる。
解説
変圧器の二次側(低圧側)には、需要家の発電設備からの逆充電や、他の変圧器との混触・誤接続などで電圧がかかっていることがあります。一次側を停電させても二次側が無電圧とは限らないため、停電の確認は作業する箇所ごとに検電器で行い、短絡接地器具を取り付けてから作業に入ります。

他の選択肢について
・停電範囲と作業手順の確認:作業の前に関係者全員で共有します。
・二次電圧と相の確認:取替え後、需要家へ正しい電圧が供給されることを確認します。
・墜落防止の措置:柱上での作業は、墜落制止用器具を用いて行います。

覚え方のポイント
「停電の確認は、作業する箇所で検電器によって」。一次側だけの確認で安心しない点が試験の罠です。
問86-2

地中電線路の管路式の施工に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①管路は、ケーブルの引入れの前に管内を清掃して確認する。
  • ②ケーブルの引入れは、許容張力と許容曲げ半径を守って行う。
  • ③マンホールや管路の端口は、水の浸入を防ぐ処置を確実に行っておく。
  • ④ケーブルの引入れ張力は、曲がりの多い区間ほど小さくなる。
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正解 ④ケーブルの引入れ張力は、曲がりの多い区間ほど小さくなる。
解説
ケーブルを管路に引き入れる張力は、管との摩擦によって大きくなり、曲がりがあるとその部分で摩擦が増えるため、曲がりが多いほど張力は大きくなります。そのため、許容張力を超えないよう、曲がりの多い経路では引入れの方向を検討したり、途中で中間引きをしたりします。

他の選択肢について
・管内の清掃と確認:土砂や異物はケーブルの外装を傷つけ、張力も大きくします。通過試験(マンドレルなど)で確認します。
・許容張力と許容曲げ半径の遵守:導体や絶縁体の損傷を防ぎます。
・端口の防水処置:水の浸入は、ケーブルの劣化の原因になります。

覚え方のポイント
管路式は「引入れ前に管内を清掃・通過確認」「張力と曲げ半径を守る(曲がりが多いほど張力は大きい)」「端口は防水」。
問96-2

架空電線路のがいしに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①塩じん害のおそれがある地域では、耐塩がいしや増結で対策する。
  • ②塩じん害の対策として、がいしの表面の漏れ距離を短くしておく。
  • ③懸垂がいしの連結個数は、使用電圧が高いほど少なくしてよい。
  • ④がいしの活線洗浄は、電線路を停電させなければ行えない。
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正解 ①塩じん害のおそれがある地域では、耐塩がいしや増結で対策する。
解説
海岸近くなどでは、がいしの表面に塩分が付着し、湿気を帯びると漏れ電流が増えてフラッシオーバが起こりやすくなります(塩じん害)。対策として、表面の漏れ距離を長くした耐塩がいしを使う、がいしの個数を増やす(増結)、活線洗浄を行う、はっ水性の物質を塗布する、などがあります。

他の選択肢について
・漏れ距離を短くする:逆です。表面の漏れ距離を長くするほど、汚損時のフラッシオーバが起こりにくくなります。
・使用電圧が高いほど少なくする:使用電圧が高いほど、懸垂がいしの連結個数は多くなります。
・停電させなければ行えない:活線洗浄は、名前のとおり送電を続けたまま行う洗浄方法です。

覚え方のポイント
塩じん害対策は「耐塩がいし・増結・洗浄・はっ水剤」。
問106-2

電線の接続に用いる圧縮スリーブに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①圧縮工具のダイスは、電線の太さにかかわらず共通のものを使う。
  • ②適合したスリーブと工具を使い、所定の回数・位置で圧縮する。
  • ③圧縮回数は、所定より多いほど強度が高まるので多めに行う。
  • ④圧縮した後は、接続部の外観や寸法を確認する必要はない。
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正解 ②適合したスリーブと工具を使い、所定の回数・位置で圧縮する。
解説
電線の圧縮接続は、電線の種類と太さに適合したスリーブと、専用の圧縮工具(ダイス)を用い、定められた回数と位置で圧縮して行います。圧縮後は、寸法や外観を確認して、接続の品質を確かめます。

他の選択肢について
・ダイスを共通にする:ダイスはスリーブと電線の太さに合ったものを使います。合わないダイスでは圧縮が不足したり過大になったりします。
・圧縮回数を多めにする:所定より多く圧縮すると、スリーブや電線を損傷して、かえって強度が下がるおそれがあります。
・外観の確認は不要:圧縮後の寸法や外観の確認は、品質管理の基本です。

覚え方のポイント
圧縮接続は「適合したスリーブ・専用の工具・所定の回数と位置・確認」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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