油入変圧器の現地据付けに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ①絶縁油は、注油の前に絶縁破壊電圧などを試験して品質を確認する。
- ②注油は、真空注油などで巻線の中の空気や水分を除いて行う。
- ③注油後は静置の時間をとる必要はなく、すぐに課電してよい。
- ④据付け後、付属品の取付け状態と油漏れの有無を確認する。
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注油の直後は、油の中に細かい気泡が残っていたり、巻線の絶縁物に油が十分にしみ込んでいなかったりします。そのまま課電すると、気泡の部分で部分放電が起きて絶縁破壊の原因になるため、注油後は製造者の指定する時間だけ静置してから課電します。なお、注油や内部点検の作業は、湿度の高い日や雨天を避けて行います。
他の選択肢について
・注油前の油の試験:絶縁破壊電圧や水分量などを測定し、油の品質を確認します。
・真空注油:巻線の中の空気や水分を除き、気泡による絶縁の低下を防ぎます。
・据付け後の確認:ブッシングや冷却器などの取付け状態、油漏れの有無を確認します。
覚え方のポイント
変圧器の据付けは「水分を入れない(天候・乾燥)」「空気を残さない(真空注油・静置)」「漏らさない(点検)」。