2026年版・5-9

応用能力:品質管理と安全管理の一問一答

1級電気工事施工管理技士(第一次検定)「施工管理法」から、応用能力:品質管理と安全管理に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問15-9

金属管工事の施工に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①電線は、管内で接続点を設けて施工するのが原則である。
  • ②管の屈曲部の内側の半径は、管の内径の6倍以上とする。
  • ③管の端口には、被覆を損傷しないようブッシングを用いる。
  • ④屈曲箇所が多い区間は、プルボックスを設けて通線しやすくする。
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正解 ①電線は、管内で接続点を設けて施工するのが原則である。
解説
金属管工事では、管内で電線に接続点を設けてはなりません(電気設備の技術基準の解釈第159条)。接続は、ボックスなどの内部で行います。管内に接続点があると、点検や引替えができず、接続部の発熱や絶縁不良の原因になります。

他の選択肢について
・曲げ半径は内径の6倍以上:管のつぶれや電線の損傷を防ぐための施工の目安で、内線規程などに示されています(電気設備の技術基準の解釈の条文ではありません)。
・端口にブッシング:管の端で電線の被覆が傷つくのを防ぎます。
・屈曲が多いときはプルボックス:内線規程などでは、1区間の屈曲箇所を原則3か所以内(合計270度以内)とし、それを超える場合や長い区間ではプルボックスなどを設けるとされています。

覚え方のポイント
電線管工事は「管内接続禁止(接続はボックス内)」「曲げは内径の6倍以上」「端口はブッシング」。
問25-9

ケーブルの敷設に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①ケーブルは、被覆を損傷しないよう許容曲げ半径以上で曲げる。
  • ②高圧ケーブルは、許容曲げ半径を考えずに最短の経路で曲げてよい。
  • ③引き入れるときは、ケーブルの張力が許容値を超えないようにする。
  • ④ケーブルの端末は、敷設後も水が浸入しないように保護する。
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正解 ②高圧ケーブルは、許容曲げ半径を考えずに最短の経路で曲げてよい。
解説
高圧ケーブルを許容曲げ半径より小さく曲げると、絶縁体や遮へい層が損傷し、絶縁破壊の原因になります。高圧ケーブルの曲げ半径は、一般に単心ケーブルで仕上がり外径の10倍以上、それ以外(トリプレックス形など)で8倍以上が目安とされています(公共建築工事標準仕様書などの施工基準)。

他の選択肢について
・許容曲げ半径以上で曲げる:ケーブル工事の基本です。
・張力の管理:引入れ時の過大な張力は、導体の伸びや被覆の損傷の原因になります。
・端末の保護:水の浸入は絶縁劣化(水トリーなど)の原因になります。

覚え方のポイント
ケーブルの曲げ半径は「低圧:外径の6倍(単心8倍)」「高圧:8倍(単心10倍)」が目安です。
問35-9

受変電設備の据付けに関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①機器はアンカーボルトで固定し、地震時に転倒しないようにする。
  • ②保守・点検のための通路や扉の開閉に必要な空間を確保する。
  • ③キュービクルは、点検のしやすさを考えずに壁へ密着させる。
  • ④機器の水平・垂直を確認し、据付けの精度を記録として残す。
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正解 ③キュービクルは、点検のしやすさを考えずに壁へ密着させる。
解説
キュービクルなどの受変電設備は、点検・操作・保守を安全に行えるよう、前面や背面に必要な保有距離(離隔)を確保して設置します。点検のしやすさを考えずに壁に密着させると、扉の開閉や点検ができず、火災予防条例などの離隔の規定にも反するおそれがあります。

他の選択肢について
・アンカーボルトで固定:地震時の移動・転倒を防ぐ耐震措置です。
・通路や空間の確保:保守・点検の安全のために必要です。
・水平・垂直の確認と記録:据付けの品質を確認して記録に残します。

覚え方のポイント
受変電設備の据付けは「固定(耐震)・離隔(保守)・精度(水平垂直)」。
問45-9

接地工事の施工に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①接地極は、湿気のある場所を選んで埋設するとよい。
  • ②接地線は、損傷を受けないように保護して施設しておく。
  • ③施工後に接地抵抗を測定し、基準値以下か確認する。
  • ④接地抵抗の測定は、施工を始める前だけに行えばよい。
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正解 ④接地抵抗の測定は、施工を始める前だけに行えばよい。
解説
接地抵抗は、施工後に実際に測定して、接地工事の種類ごとの基準値以下であることを確認する必要があります。施工の前に大地抵抗率を調べることはあっても、施工前の測定だけでは接地工事の品質を確認したことになりません。

他の選択肢について
・湿気のある場所に埋設:土の抵抗率が低く、接地抵抗を小さくしやすくなります。
・接地線の保護:損傷を受けるおそれのある部分は、管などで保護します(A種・B種では、人が触れるおそれのある場所で合成樹脂管などによる保護が求められます)。
・施工後の測定と確認:接地工事の品質確認の基本です。

覚え方のポイント
接地工事の品質は「埋めた後に測って確かめる」。
問55-9

ケーブルラックの施工に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①ケーブルラックは、端部だけで支持すれば支持間隔は問わない。
  • ②ケーブルラックは、構造体に一定の間隔で堅固に支持する。
  • ③ケーブルラックの接続部は、電気的に接続し、接地を施す。
  • ④電力ケーブルと通信ケーブルは、セパレータで区分して敷設する。
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正解 ①ケーブルラックは、端部だけで支持すれば支持間隔は問わない。
解説
ケーブルラックは、ケーブルの重量や地震力に耐えるよう、一定の間隔ごとに構造体に支持します。水平に取り付ける場合の支持間隔は、一般に鋼製で2m以下、アルミ製で1.5m以下などが目安とされています(公共建築工事標準仕様書などの施工基準)。端部だけで支持すると、たわみや落下の危険があります。

他の選択肢について
・構造体に堅固に支持:天井の仕上げ材などに支持してはいけません。
・接続部の電気的接続と接地:金属製のラックは、ボンディングをして接地を施します。
・セパレータで区分:電力ケーブルと通信ケーブルの混触や誘導を防ぎます。

覚え方のポイント
ケーブルラックは「構造体に・一定間隔で・接地して・強電と弱電を分けて」。
問65-9

高所での照明器具の取付け作業の安全対策として、最も不適当なものはどれか。

  • ①作業床の端や開口部には、手すりなどの墜落防止措置を設ける。
  • ②作業を急ぐため、墜落制止用器具は使用しないで作業する。
  • ③工具や部品の落下を防ぐため、作業床の下を立入禁止にする。
  • ④高所作業車を用いる場合は、作業床の積載荷重を守る。
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正解 ②作業を急ぐため、墜落制止用器具は使用しないで作業する。
解説
高所作業では、作業を急ぐことを理由に墜落防止の措置を省いてはなりません。作業床を設けることが困難な場合や、高所作業車で作業する場合などは、墜落制止用器具を正しく使用します。

他の選択肢について
・手すりなどの墜落防止措置:作業床の端や開口部からの墜落を防ぎます。
・下部の立入禁止:落下物による災害を防ぎます。
・積載荷重を守る:過荷重は高所作業車の転倒の原因になります。

覚え方のポイント
高所作業の3大対策は「墜落させない・落とさない・下に入らない」。
問75-9

電線の接続工事の品質管理に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①接続部の電気抵抗を増やさず、引張強さを30%以上減少させない。
  • ②接続部の引張強さは、元の電線の半分以下になってもよい。
  • ③接続部の電気抵抗を増やさず、引張強さを20%以上減少させない。
  • ④接続部の絶縁性能は、元の電線より低い性能でもよい。
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正解 ③接続部の電気抵抗を増やさず、引張強さを20%以上減少させない。
解説
電気設備の技術基準の解釈第12条では、電線を接続する場合は、電線の電気抵抗を増加させないように接続し、電線の引張強さを20%以上減少させないこと、接続部分は接続管その他の器具を使用するかろう付けすること、絶縁電線どうしの接続では接続部分の絶縁効力を電線と同等以上とすることなどを定めています。

他の選択肢について
・30%以上減少させない:基準は20%です。引張強さが20%以上減少する接続は認められません。
・引張強さが半分以下でもよい:20%以上減少させてはなりません。
・絶縁は低い性能でよい:絶縁電線の接続部の絶縁効力は、電線と同等以上とします。

覚え方のポイント
電線の接続は「抵抗を増やさない・強さを20%以上落とさない・絶縁は同等以上」。
問85-9

停電して行う受変電設備の点検作業の安全管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①作業の前に、作業の範囲と停電の範囲を全員で確認する。
  • ②停電の確認は、必ず検電器を用いて確実に行うこととする。
  • ③作業後は、全員の退避と接地器具の取外しを確認してから送電する。
  • ④作業の途中でも、誰かが送電を指示すればすぐに送電してよい。
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正解 ④作業の途中でも、誰かが送電を指示すればすぐに送電してよい。
解説
停電作業の終了後に送電するときは、作業が終わったこと、作業者全員が退避したこと、短絡接地器具が取り外されたことなどを作業指揮者が確認してから行います。作業の途中で送電すると、感電による重大な災害につながります。送電の指示は、あらかじめ定めた責任者が行います。

他の選択肢について
・範囲の確認:作業範囲と停電範囲を全員で共有し、誤って充電部に近づくことを防ぎます。
・検電器による確認:停電の確認は必ず検電器で行います。
・退避と短絡接地器具の取外しの確認:送電前の必須の確認事項です。

覚え方のポイント
送電は「作業終了・全員退避・接地器具の取外し・責任者の指示」がそろってから。
問95-9

建設工事の現場での感電災害を防ぐための仮設電気の管理として、最も不適当なものはどれか。

  • ①被覆が損傷した電線も、補修せずにそのまま使用してよい。
  • ②仮設の分電盤には漏電遮断器を設け、動作を定期的に確認する。
  • ③移動電線は、損傷がないかどうかを使用する前に点検する。
  • ④仮設の配線は、車両の通路では防護して損傷を防いでおく。
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正解 ①被覆が損傷した電線も、補修せずにそのまま使用してよい。
解説
被覆の損傷した電線をそのまま使うと、感電や漏電・短絡の原因になります。損傷した電線は交換するか、損傷が軽微で補修が認められる場合でも適切な方法で補修し、確実に絶縁を確保してから使用します。

他の選択肢について
・漏電遮断器の設置と動作確認:テストボタンなどで定期的に動作を確認します。
・移動電線の使用前点検:移動電線は損傷しやすいため、使用前に点検します。
・通路での防護:車両にひかれて被覆が破れるのを防ぎます。

覚え方のポイント
仮設電気は「漏電遮断器・点検・防護・損傷品は使わない」。
問105-9

合成樹脂製可とう電線管(PF管・CD管)の施工に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①CD管は、原則としてコンクリートに埋め込んで使用する。
  • ②CD管は、耐燃性があるので露出配管に使うのが原則である。
  • ③PF管は、耐燃性があり、露出や隠ぺいの配管にも使用できる。
  • ④管の接続には、それぞれの管に適合したカップリングを用いる。
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正解 ②CD管は、耐燃性があるので露出配管に使うのが原則である。
解説
CD管は耐燃性がなく、他の管と区別するためにオレンジ色などで製造されており、原則としてコンクリートに埋め込んで使用します。露出配管や天井内の隠ぺい配管には、耐燃性のあるPF管を用います。

他の選択肢について
・CD管はコンクリート埋込み:CD管の原則的な使い方です。
・PF管は耐燃性があり露出や隠ぺいにも使える:PF管は自己消火性をもつ可とう管です。
・適合したカップリング:管の種類と太さに適合した付属品を用います。

覚え方のポイント
「CD管=燃える・オレンジ・コンクリート埋込み専用」「PF管=燃えにくい・露出や隠ぺいにも可」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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