2026年版・5-8

応用能力:施工計画と工程管理の一問一答

1級電気工事施工管理技士(第一次検定)「施工管理法」から、応用能力:施工計画と工程管理に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問15-8

既設の建物で、受変電設備を更新する工事の施工計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①停電の日時と範囲は、建物の管理者や利用者と事前に調整して決める。
  • ②停電時間を短くするため、仮設の受電設備の設置を検討する。
  • ③停電の日時は、建物の利用者に知らせずに工事の都合で決める。
  • ④既設の設備の図面と現地を照合し、切替えの手順を事前に確認する。
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正解 ③停電の日時は、建物の利用者に知らせずに工事の都合で決める。
解説
既設の建物での受変電設備の更新工事では、停電が建物の業務や利用者に大きな影響を与えます。停電の日時と範囲は、建物の管理者・利用者と事前に十分調整し、周知したうえで決める必要があります。工事の都合だけで決め、知らせないのは不適当です。

他の選択肢について
・事前に調整して決める:休日や夜間など、影響の小さい時間帯を選びます。
・仮設の受電設備の検討:停電時間を短くするための有効な方法です。
・図面と現地の照合:既設の図面が現状と異なることがあるため、現地を確認して切替えの手順を決めます。

覚え方のポイント
改修工事は「関係者との調整・周知」「既設の現況の確認」「停電時間の最小化」が施工計画の要です。
問25-8

電気設備工事の施工計画書に記載する事項として、最も不適当なものはどれか。

  • ①工事の概要と施工の方針
  • ②施工の体制と連絡系統
  • ③品質管理と安全管理の具体的な方法
  • ④受注者の会社の決算書の一覧
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正解 ④受注者の会社の決算書の一覧
解説
施工計画書には、工事の概要、施工の方針、実施工程表、現場の組織と連絡系統、主要な機器・材料、施工の方法、品質管理の方法、安全管理の方法、環境対策などを記載します。受注者の会社の過去の決算書は、施工計画書に記載する事項ではありません。

他の選択肢について
・工事の概要と施工の方針:施工計画書の基本の記載事項です。
・施工の体制と連絡系統:現場代理人、主任技術者、下請負人などの体制を示します。
・品質管理と安全管理の具体的な方法:検査の方法や安全対策を具体的に記載します。

覚え方のポイント
施工計画書は「何を・誰が・いつ・どうやって・どう確かめ・どう安全に」行うかを示す書類です。
問35-8

建築工事と並行して行う電気設備工事の工程管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①電気設備工事は、建築工事がすべて完成してから一括して行う。
  • ②コンクリートの打設前に、埋込み配管やボックスの取付けを完了させる。
  • ③天井を仕上げる前に、天井内の配線や器具の支持材の取付けを行う。
  • ④建築工事の工程と調整して、大形の機器の搬入時期を決める。
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正解 ①電気設備工事は、建築工事がすべて完成してから一括して行う。
解説
電気設備工事は、建築工事の各段階に合わせて並行して進める必要があります。例えば、コンクリートに埋め込む配管は打設前に、天井内の配線は天井の仕上げ前に施工しなければなりません。建築工事がすべて完成してから一括して行うと、埋込みや隠ぺいの工事ができず、手戻りや工期の遅れにつながります。

他の選択肢について
・打設前に埋込み配管を完了:打設後には施工できないため、打設前に確認します。
・天井仕上げ前に天井内を施工:仕上げ後の施工は手戻りになります。
・機器の搬入時期の調整:大形機器は、搬入口がふさがる前に搬入する必要があります。

覚え方のポイント
設備工事の工程は「建築の工程に先回りする」。打設前・仕上げ前・搬入口がふさがる前が、見落としやすい期限です。
問45-8

工程が遅れたときの対策として、最も不適当なものはどれか。

  • ①遅れの原因を調べ、クリティカルパス上の作業を重点的に見直す。
  • ②安全点検や品質の検査を省略して、作業時間を確保する。
  • ③作業員を増やしたり、作業の方法を改善したりして回復を図る。
  • ④関係する業者と調整し、並行して行える作業を増やす。
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正解 ②安全点検や品質の検査を省略して、作業時間を確保する。
解説
工程の遅れを取り戻すためであっても、安全点検や品質の検査を省略することは許されません。省略すれば、災害や手直しの原因となり、結果としてさらに工程が遅れることにもなります。

他の選択肢について
・原因を調べクリティカルパスを見直す:工期に直接影響する作業から対策します。
・作業員の増員や作業方法の改善:代表的な回復策です。
・並行作業を増やす:作業の順序を見直し、同時に進められる作業を増やします。

覚え方のポイント
工程の回復は「原因の把握→クリティカルパスの重点管理→資源の追加・方法の改善」。安全と品質は削らない、が大原則です。
問55-8

大形の受変電機器を建物内に搬入する計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①大形機器の搬入経路の寸法と床の耐荷重を、事前に確認する。
  • ②揚重機を使う場合は、つり荷の重量と作業半径から機種を選ぶ。
  • ③機器の寸法は、搬入する当日に現地で初めて確認すればよい。
  • ④搬入の日時は、建築工事の工程や周辺の交通を考えて決める。
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正解 ③機器の寸法は、搬入する当日に現地で初めて確認すればよい。
解説
大形の受変電機器は、搬入経路の幅・高さ、エレベーターの寸法、床の耐荷重などに収まるかを、機器の製作図の段階で確認しておく必要があります。搬入の当日に初めて寸法を確認して入らないことが分かると、工程に大きな影響が出ます。必要に応じて、分割して搬入できるよう製作段階で手配します。

他の選択肢について
・経路の寸法と床の耐荷重:事前確認が不可欠です。
・揚重機の選定:定格荷重と作業半径から能力に余裕のある機種を選びます。
・日時の決定:建築の工程や道路の使用許可、周辺の交通を考慮します。

覚え方のポイント
大形機器の搬入は「製作図の段階で経路と寸法を確認」。当日確認では遅すぎます。
問65-8

夜間に行う電気設備の改修工事の計画に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①作業場所や通路の照明を、十分な明るさで確保する。
  • ②騒音の大きな作業は、周辺への影響を考えて時間帯を選ぶ。
  • ③作業員の疲労に配慮し、適切な休憩をとる計画にする。
  • ④夜間は監督が行き届かないため、作業手順の確認を省く。
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正解 ④夜間は監督が行き届かないため、作業手順の確認を省く。
解説
夜間の作業は、視界が悪く、作業員の疲労もたまりやすいため、昼間以上に作業手順の確認や安全の確認を確実に行う必要があります。監督が行き届かないことを理由に確認を省略するのは不適当です。

他の選択肢について
・照明を十分に確保:夜間作業の基本です。
・騒音の大きな作業の時間帯:周辺の住民などへの影響に配慮します。
・休憩をとる計画:疲労による判断の誤りを防ぎます。

覚え方のポイント
夜間作業は「明るさ・静かさ・休憩・確認の徹底」。
問75-8

バーチャート工程表を作成する手順として、最も適当なものはどれか。

  • ①作業を洗い出し、日数を見積もり、順序を考えて配置する。
  • ②作業を洗い出さずに、工期の終わりから順に棒を書き入れる。
  • ③各作業の日数を見積もらずに、すべての作業を同じ長さで書く。
  • ④作業の順序は考えずに、思いついた順に棒を並べていく。
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正解 ①作業を洗い出し、日数を見積もり、順序を考えて配置する。
解説
バーチャート工程表は、まず工事に必要な作業を洗い出し、作業量と投入する人員・機械から各作業の所要日数を見積もります。次に、作業の順序や他の工事との取合いを考えて、工期内に収まるように各作業の棒を配置します。最後に、作業員や資材の山積みを確認して調整します。

他の選択肢について
・作業を洗い出さない:作業の漏れがあると、実際の工程が成り立ちません。
・すべて同じ長さで書く:作業ごとに所要日数は異なります。
・順序を考えずに並べる:前の作業が終わらないと始められない作業があるため、順序の検討が欠かせません。

覚え方のポイント
工程表の作成は「洗い出す→見積もる→並べる→確かめる(山積み)」。
問85-8

工事の着工前に行う近隣への配慮として、最も不適当なものはどれか。

  • ①工事の内容や期間、作業時間を近隣に説明する。
  • ②苦情があっても、工事が完成するまでは一切対応しない。
  • ③工事車両の出入りの時間帯と経路を検討する。
  • ④騒音・振動の大きな作業について、低減の対策を検討する。
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正解 ②苦情があっても、工事が完成するまでは一切対応しない。
解説
近隣からの苦情には、誠実かつ速やかに対応し、原因を調べて必要な対策をとることが求められます。工事の完成まで対応しないと、トラブルが大きくなり、工事の中断などにもつながります。

他の選択肢について
・内容や期間の説明:着工前の近隣説明は、トラブルを防ぐ基本です。
・車両の出入りの検討:通学路や交通の多い時間帯を避けるなどの配慮をします。
・騒音・振動の低減:低騒音型の機械の使用や作業時間の配慮などを検討します。

覚え方のポイント
近隣対策は「事前の説明・影響の低減・苦情への速やかな対応」。
問95-8

工事の工程計画で、作業可能日数を算定する際に考慮する事項として、最も不適当なものはどれか。

  • ①日曜日・祝日などの休日
  • ②雨天などの天候
  • ③工事の請負代金の額
  • ④関係する他工事の予定
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正解 ③工事の請負代金の額
解説
作業可能日数は、工期の暦日数から、日曜日・祝日などの休日や、雨天・強風などの天候により作業できない日数を差し引いて算定します。また、他の工事や停電の予定など、作業できる日を制約する条件も考慮します。工事の請負代金の額は、作業可能日数の算定に関係しません。

他の選択肢について
・日曜日・祝日などの休日:作業を行わない日として差し引きます。
・雨天などの天候:屋外の作業では、天候による休止日を見込みます。
・関係する他工事の予定:他の工事との取合いで作業できない期間を考慮します。

覚え方のポイント
「作業可能日数=暦日数−日曜日・祝日などの休日−天候による休止日(−その他の制約)」。
問105-8

工事の現場で使用する資材の管理に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①ケーブルドラムは、転がらないように歯止めをして保管する。
  • ②電線やケーブルの端末は、水や異物が入らないように保護する。
  • ③電気機器は、雨水や湿気を避けた場所で保管する。
  • ④資材は、搬入された場所に仮置きしたまま通路をふさいでよい。
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正解 ④資材は、搬入された場所に仮置きしたまま通路をふさいでよい。
解説
資材を通路に置いたままにすると、つまずきや転倒、避難の妨げなどの原因になります。資材は決められた保管場所に整理して置き、通路は常に確保しておきます。

他の選択肢について
・ケーブルドラムの歯止め:ドラムが転がると重大な災害になるため、歯止めをします。
・端末の保護:ケーブルの端末から水が入ると、絶縁の劣化の原因になります。
・雨水や湿気を避ける:電気機器が濡れると、絶縁不良や故障の原因になります。

覚え方のポイント
資材の管理は「転がさない・濡らさない・通路に置かない」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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