2026年版・5-5

品質管理:試験・検査の一問一答

1級電気工事施工管理技士(第一次検定)「施工管理法」から、品質管理:試験・検査に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問15-5

電気設備に関する技術基準を定める省令に定める低圧電路の絶縁抵抗値に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①使用電圧300V以下で対地電圧150V以下の電路は、0.1MΩ以上とする。
  • ②使用電圧300V以下で対地電圧150V以下の電路は、1MΩ以上必要とする。
  • ③使用電圧が300Vを超える低圧の電路は、0.2MΩ以上とする。
  • ④使用電圧にかかわらず、すべての低圧電路は0.4MΩ以上とする。
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正解 ①使用電圧300V以下で対地電圧150V以下の電路は、0.1MΩ以上とする。
解説
電気設備に関する技術基準を定める省令第58条では、低圧電路の電線相互間および電路と大地の間の絶縁抵抗を、開閉器や過電流遮断器で区切ることのできる電路ごとに、次の値以上と定めています。
・使用電圧300V以下で対地電圧150V以下:0.1MΩ
・使用電圧300V以下でその他の場合:0.2MΩ
・使用電圧300V超:0.4MΩ

他の選択肢について
・1MΩ以上:規定の値より大きすぎます。
・300Vを超えるものは0.2MΩ:300Vを超える低圧の電路は0.4MΩ以上です。
・すべて0.4MΩ以上:電圧の区分ごとに値が異なります。

覚え方のポイント
「0.1(150V以下)・0.2(300V以下)・0.4(300V超)」と倍々で覚えます。
問25-5

公称電圧6.6kVの高圧ケーブルについて、交流で絶縁耐力試験を行う場合の試験電圧として、電気設備の技術基準の解釈に基づくものとして、正しいものはどれか。

  • ①6,900V
  • ②10,350V
  • ③9,900V
  • ④20,700V
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正解 ②10,350V
解説
電気設備の技術基準の解釈第15条では、最大使用電圧が7,000V以下の電路の絶縁耐力試験は、最大使用電圧の1.5倍の電圧を連続して10分間加えて耐えることと定めています。公称電圧6.6kVの電路の最大使用電圧は、6,600×1.15/1.1=6,900Vなので、試験電圧は6,900×1.5=10,350Vとなります。

他の選択肢について
・6,900V:最大使用電圧そのものです。
・9,900V:公称電圧6,600Vに1.5を掛けた誤りです。最大使用電圧に換算してから掛けます。
・20,700V:ケーブルを直流で試験する場合の試験電圧(交流の試験電圧の2倍)です。

覚え方のポイント
「6.6kV→最大使用電圧6,900V→交流10,350V(1.5倍・10分)→直流20,700V(その2倍)」。
問35-5

低圧電路の絶縁抵抗の測定が困難な場合に、漏えい電流により絶縁性能を確認するときの基準として、電気設備の技術基準の解釈に基づくものとして、最も適当なものはどれか。

  • ①使用電圧が加わった状態で、漏えい電流が100mA以下であること。
  • ②電路を停電させた状態で、漏えい電流が1A以下であること。
  • ③使用電圧が加わった状態で、漏えい電流が1mA以下であること。
  • ④使用電圧が加わった状態で、漏えい電流が10mA以下であること。
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正解 ③使用電圧が加わった状態で、漏えい電流が1mA以下であること。
解説
電気設備の技術基準の解釈第14条では、低圧電路の絶縁性能について、絶縁抵抗の測定が困難な場合は、当該電路の使用電圧が加わった状態における漏えい電流が1mA以下であれば、絶縁性能を有するものとしています。停電できない電路の絶縁の確認に用いられます。

他の選択肢について
・100mA以下:基準は1mA以下です。
・停電した状態で1A以下:漏えい電流は、使用電圧が加わった状態で測定します。
・10mA以下:基準は1mA以下です。

覚え方のポイント
「絶縁抵抗が測れないときは漏えい電流1mA以下」。クランプ形の漏れ電流計で測定します。
問45-5

高圧受電設備の竣工時に行う検査・試験として、最も不適当なものはどれか。

  • ①機器・配線の外観検査
  • ②各接地工事の接地抵抗測定
  • ③高圧電路の絶縁耐力試験
  • ④騒音測定だけでの合否判定
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正解 ④騒音測定だけでの合否判定
解説
高圧受電設備の竣工時には、機器・配線の外観検査、各接地工事の接地抵抗測定、絶縁抵抗測定、高圧電路の絶縁耐力試験、保護継電器の動作特性試験と遮断器との連動試験、計器の校正の確認、相回転の確認などを行い、安全に受電できることを確認します。騒音レベルの測定だけで合否を判定することはありません。

他の選択肢について
・機器・配線の外観検査:機器の損傷、据付け・接続の状態、離隔距離などを確認します。
・各接地工事の接地抵抗測定:各種の接地工事が基準の抵抗値以下であることを確認します。
・高圧電路の絶縁耐力試験:高圧の電路と機器が試験電圧に耐えることを確認します。

覚え方のポイント
竣工検査は「見る(外観)・測る(接地・絶縁)・加える(耐圧)・動かす(継電器と遮断器の連動)」。
問55-5

保護継電器の試験に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①継電器の動作値・動作時間と、遮断器が連動して開くことを確かめる。
  • ②継電器の動作値だけを確認すれば、遮断器との連動の確認は不要である。
  • ③継電器の試験は、定格の電流を流して動作しないことだけを確かめる。
  • ④動作値は、配電用変電所の継電器より遅く動作するように整定する。
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正解 ①継電器の動作値・動作時間と、遮断器が連動して開くことを確かめる。
解説
保護継電器の試験では、試験装置で継電器に電流や電圧を加えて、整定した動作値・動作時間で正しく動作することを確認し、あわせて遮断器が連動して確実に開くことを確かめます。配電用変電所との保護協調がとれていることも確認します。

他の選択肢について
・動作値だけで連動の確認は不要:継電器が正しく動作しても、遮断器が開かなければ事故を切り離せません。連動試験は欠かせません。
・定格の電流で動作しないことだけ:動作しないことの確認だけでなく、整定した値で確実に動作することと、その動作時間を確認します。
・配電用変電所より遅く整定:需要家の受電用継電器は、配電用変電所の継電器より先に動作するよう整定して、保護協調をとります。

覚え方のポイント
継電器の試験は「動作値・動作時間・連動」の3点。
問65-5

抜取検査に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①不良品が1個でも混入すると重大な事故になるなら、抜取検査が最適である。
  • ②製品を破壊しなければ検査できない場合などに、抜取検査が用いられる。
  • ③抜取検査の結果からは、ロット全体の品質を推定することはできない。
  • ④抜取検査では、試料をロットから意図的に選んで抜き取るのがよい。
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正解 ②製品を破壊しなければ検査できない場合などに、抜取検査が用いられる。
解説
抜取検査は、ロットから試料をランダムに抜き取って検査し、その結果からロットの合否を判定する方法です。検査すると製品を破壊してしまう場合(破壊検査)や、数量が多く全数検査が経済的でない場合などに用いられます。

他の選択肢について
・不良品が1個でも重大な事故になる場合:このような場合は全数検査を行います。
・ロット全体の品質を推定できない:抜取検査は、試料の結果からロットの品質を推定する方法です。
・意図的に選んで抜き取る:偏りが生じないよう、試料はランダムに抜き取ります。

覚え方のポイント
「全数検査=不良が許されないもの」「抜取検査=破壊検査や大量のもの」。
問75-5

三相誘導電動機を初めて運転する前に行う確認として、最も適当なものはどれか。

  • ①電動機の回転方向は、運転を続けてから確認すればよい。
  • ②電動機の回転方向は、絶縁抵抗の測定結果で確認できる。
  • ③検相器で相回転を確認し、電動機の回転方向を確かめる。
  • ④試運転は、負荷を最大にした状態から始めるのが原則である。
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正解 ③検相器で相回転を確認し、電動機の回転方向を確かめる。
解説
三相誘導電動機の回転方向は電源の相回転で決まるため、初めて運転する前に検相器で相回転を確認し、寸動運転などで回転方向が正しいことを確かめます。ポンプやファンが逆回転すると、所定の性能が出ないばかりか、機器を損傷することがあります。

他の選択肢について
・運転を続けてから確認:逆回転のまま運転を続けると、機器を損傷するおそれがあります。
・絶縁抵抗の測定で確認できる:絶縁抵抗の測定では相回転は分かりません。回転方向は、検相器による相回転の確認と寸動運転で確かめます。
・負荷を最大にした状態から始める:試運転は、無負荷や軽負荷から段階的に行います。

覚え方のポイント
「試運転の前に相回転(検相)・寸動で回転方向の確認」。
問85-5

電線やケーブルの接続部の品質確認に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①圧着接続は、どのような工具で圧着しても品質は変わらない。
  • ②接続部の絶縁処理は、目視できないので確認する必要はない。
  • ③接続部の引張強さは、電線本体の半分以上あれば足りる。
  • ④電線に適合した端子と工具で圧着し、圧着の状態を確認する。
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正解 ④電線に適合した端子と工具で圧着し、圧着の状態を確認する。
解説
電線の接続は、電気抵抗を増加させず、引張強さを20%以上減少させないように行うことが求められます(電気設備の技術基準の解釈第12条)。圧着接続では、電線の太さに適合した端子・スリーブと専用の圧着工具を用い、刻印などで圧着の状態を確認します。

他の選択肢について
・どのような工具でも品質は変わらない:不適合な工具では圧着が不十分になり、発熱や抜けの原因になります。
・絶縁処理は確認不要:絶縁が不十分だと漏電や短絡の原因になるため、施工中に確認します。
・引張強さは半分以上でよい:電線の引張強さを20%以上減少させないように接続します(80%以上を保つ)。

覚え方のポイント
電線の接続は「抵抗を増やさない・強さを20%以上減らさない・絶縁を確実に」。
問95-5

照度の測定に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①照度計の受光部を、測定する面に合わせた向きに置いて測定する。
  • ②照度計の受光部は、どのような向きに置いても測定値は変わらない。
  • ③受光部に測定者の影が落ちても、測定値への影響は無視できる。
  • ④照明器具の点灯直後は光が安定しているので、すぐに測定してよい。
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正解 ①照度計の受光部を、測定する面に合わせた向きに置いて測定する。
解説
照度は、光を受ける面の向きによって値が変わるため、照度計の受光部を測定する面(水平面照度なら水平、鉛直面照度なら鉛直)に合わせて置いて測定します。測定者の影や反射が受光部に影響しないように注意し、放電灯などは点灯後、光が安定するまで待ってから測定します。

他の選択肢について
・どのような向きでも変わらない:入射角によって照度は変わります。
・影の影響は無視できる:影は測定値を小さくしてしまうため、受光部に影や反射が及ばないようにして測定します。
・点灯直後にすぐ測定:光源の種類によっては光が安定するまで時間がかかります。

覚え方のポイント
照度測定は「受光部の向き・影を落とさない・点灯後に安定させる」。
問105-5

工事材料の受入検査に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①材料が、設計図書の仕様と一致していることを確認する。
  • ②受入検査は、材料を施工に使った後でまとめて行えばよい。
  • ③搬入された材料の数量や損傷の有無を確認し、記録を残す。
  • ④検査を要する材料は、監督員の検査に合格したものを使用する。
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正解 ②受入検査は、材料を施工に使った後でまとめて行えばよい。
解説
受入検査は、材料が現場に搬入されたときに、仕様・品質・数量・損傷の有無などを確認するものです。施工に使った後では不適合な材料を取り除けないため、必ず使用する前に行います。

他の選択肢について
・仕様との一致の確認:品名・規格・型式などが設計図書と一致しているかを確認します。
・数量や損傷の確認と記録:輸送中の損傷の有無なども確認し、記録を残します。
・監督員の検査に合格したものを使用:公共工事標準請負契約約款にも定められています。

覚え方のポイント
「受入検査は使う前に」。検査の記録は、品質の証明として工事書類に残します。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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