2026年版・4-7

設計・契約:設計計算と文字記号・設計図書の一問一答

1級電気工事施工管理技士(第一次検定)「関連分野(機械・土木・建築・設計契約)」から、設計・契約:設計計算と文字記号・設計図書に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問14-7

ある工場の負荷設備容量の合計が800kW、最大需要電力が480kWであった。この工場の需要率として、正しいものはどれか。

  • ①約167%
  • ②40%
  • ③60%
  • ④0.6%
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正解 ③60%
解説
需要率は、最大需要電力を負荷設備容量の合計で割った値です。需要率=480÷800×100=60%となります。設備がすべて同時に最大で使われることはないため、需要率は通常100%以下になり、受変電設備の容量を決めるときに使います。

他の選択肢について
・約167%:分母と分子を逆にした誤りです(800÷480×100)。
・40%:100%から60%を引いた値で、需要率の定義とは関係ありません。
・0.6%:480÷800=0.6を百分率に直さず、そのまま%を付けた誤りです。0.6は60%に当たります。

覚え方のポイント
「需要率=最大需要電力÷設備容量」「負荷率=平均電力÷最大電力」「不等率=各最大の和÷合成最大」。3つの率は分子・分母の組合せで区別します。
問24-7

ある需要家の1日の使用電力量が4,800kW・h、その日の最大需要電力が400kWであった。この日の日負荷率として、正しいものはどれか。

  • ①200%
  • ②12%
  • ③約8.3%
  • ④50%
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正解 ④50%
解説
負荷率は、ある期間の平均電力を最大需要電力で割った値です。1日の平均電力は4,800kW・h÷24h=200kWなので、日負荷率=200÷400×100=50%となります。負荷率が高いほど、設備が平均的に効率よく使われていることを表します。

他の選択肢について
・200%:分母と分子を逆にした誤りです(400÷200×100)。
・12%:電力量4,800を最大需要電力400で割った12を、そのまま百分率とした誤りです。平均電力を求めるには24時間で割る必要があります。
・約8.3%:最大需要電力400を電力量4,800で割った値です。

覚え方のポイント
負荷率の計算は「電力量÷時間=平均電力」を先に求めるのがポイントです。1日なら24時間で割ります。
問34-7

需要家Aの最大需要電力が300kW、需要家Bの最大需要電力が200kWで、A・Bを合わせた合成最大需要電力が400kWであった。不等率として、正しいものはどれか。

  • ①1.25
  • ②0.8
  • ③1.5
  • ④2.0
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正解 ①1.25
解説
不等率は、各需要家の最大需要電力の和を、合成最大需要電力で割った値です。不等率=(300+200)÷400=500÷400=1.25となります。各需要家の最大需要電力が生じる時刻がずれるため、合成最大需要電力は各最大の和より小さくなります。

他の選択肢について
・0.8:分母と分子を逆にした誤りです(400÷500)。
・1.5:Aの最大需要電力をBの最大需要電力で割った誤りです(300÷200)。
・2.0:合成最大需要電力をBの最大需要電力で割った誤りです(400÷200)。

覚え方のポイント
「不等率=各最大の和÷合成最大(1以上)」。不等率が大きいほど、共用する変圧器などの容量を小さくできます。
問44-7

不等率に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①通常は1以下の値となり、1より大きくなることはない
  • ②通常は1以上の値となり、1より小さくなることはない
  • ③需要家が1軒だけのときでも、必ず1より大きくなる
  • ④各需要家の最大が同時刻なら、不等率は0になる
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正解 ②通常は1以上の値となり、1より小さくなることはない
解説
不等率は「各需要家(各負荷)の最大需要電力の和÷合成最大需要電力」です。合成したときの最大は、各最大がすべて同時刻に重なった場合でも各最大の和と等しくなるだけで、和を超えることはありません。したがって不等率は1以上の値になります。

他の選択肢について
・1以下の値:関係が逆です。1以下になるのは需要率などです。
・1軒だけでも必ず1より大きい:1軒だけなら各最大の和と合成最大は等しく、不等率は1です。
・最大が同時刻なら0:各最大が同時刻に生じた場合、和と合成最大が等しくなるので、不等率は1です。

覚え方のポイント
「需要率・負荷率は1以下、不等率は1以上」。範囲の違いがそのまま正誤問題になります。
問54-7

負荷設備容量500kW、需要率60%、総合力率0.8の負荷に電力を供給する変圧器の必要容量として、最も近いものはどれか。ただし、将来の増設や余裕は考慮しないものとする。

  • ①240kV・A
  • ②300kV・A
  • ③375kV・A
  • ④625kV・A
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正解 ③375kV・A
解説
最大需要電力は、負荷設備容量×需要率=500×0.6=300kWです。変圧器の容量は皮相電力(kV・A)で表すので、力率で割って、300÷0.8=375kV・Aとなります。実際の設計では、これに将来の増設や余裕を見込んで、標準の容量から選定します。

他の選択肢について
・240kV・A:力率で割る代わりに掛けた誤りです(300×0.8)。
・300kV・A:最大需要電力の300kWを、力率を考えずにそのまま容量とした誤りです。
・625kV・A:需要率を考えず、設備容量をそのまま力率で割った誤りです(500÷0.8)。

覚え方のポイント
「変圧器容量=設備容量×需要率÷力率(÷不等率)」。kW(有効電力)とkV・A(皮相電力)の違いに注意します。
問64-7

低圧の単線結線図などで用いられる文字記号「MCCB」が表す機器として、最も適当なものはどれか。

  • ①漏電遮断器
  • ②電磁開閉器
  • ③真空遮断器
  • ④配線用遮断器
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正解 ④配線用遮断器
解説
MCCB(Molded Case Circuit Breaker)は、配線用遮断器を表す文字記号です。成形した絶縁物の容器に開閉機構と引外し装置を収めた遮断器で、過負荷や短絡の過電流から低圧の電路を保護します。

他の選択肢について
・漏電遮断器:ELCB(またはELB)と表します。
・電磁開閉器:電磁接触器と熱動継電器を組み合わせた機器で、MSなどと表します。
・真空遮断器:高圧の遮断器で、VCBと表します。

覚え方のポイント
「MCCB=配線用遮断器」「ELCB=漏電遮断器」「VCB=真空遮断器」「LBS=高圧交流負荷開閉器」「DS=断路器」。
問74-7

保護継電器の文字記号のうち、不足電圧継電器を表すものとして、最も適当なものはどれか。

  • ①UVR
  • ②OVR
  • ③OCR
  • ④DGR
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正解 ①UVR
解説
不足電圧継電器は、電圧が設定値以下に下がったときに動作する継電器で、UVR(Under Voltage Relay)と表します。停電の検出や、非常用発電機の始動指令などに用いられます。

他の選択肢について
・OVR:過電圧継電器(Over Voltage Relay)です。
・OCR:過電流継電器(Over Current Relay)です。
・DGR:地絡方向継電器(Directional Ground Relay)です。

覚え方のポイント
「U=アンダー(不足)」「O=オーバー(過)」「V=電圧」「C=電流」「G=地絡」「D=方向」と、頭文字の意味から組み立てると覚えやすくなります。
問84-7

公共工事標準請負契約約款における設計図書の変更に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①受注者は必要なとき、発注者に通知すれば設計図書を自由に変更できる
  • ②発注者は必要なとき、変更内容を受注者に通知して設計図書を変更できる
  • ③監督員は自らの判断で、請負代金額の変更まで含めて設計図書を変更できる
  • ④設計図書は契約時に確定しており、工事の途中で変更することはできない
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正解 ②発注者は必要なとき、変更内容を受注者に通知して設計図書を変更できる
解説
公共工事標準請負契約約款第19条(設計図書の変更)では、発注者は、必要があると認めるときは、設計図書の変更内容を受注者に通知して、設計図書を変更することができるとしています。この場合に、必要があると認められるときは、工期や請負代金額を変更し、受注者に損害を及ぼしたときは必要な費用を負担します。

他の選択肢について
・受注者が自由に変更:設計図書の変更は発注者が行うものです。受注者が不一致などを見つけたときは、監督員に通知して確認を請求します。
・監督員が請負代金額まで変更:請負代金額の変更は、発注者と受注者の協議などによって定めるもので、監督員の判断だけで決めることはできません。
・途中で変更できない:必要があれば、発注者は設計図書を変更できます。

覚え方のポイント
「設計図書を変えるのは発注者(受注者に通知)」「変更に伴う工期・代金は協議」「受注者は不一致を見つけたら通知して確認を請求」。
問94-7

同じ電流・同じこう長の低圧配線で、電線の断面積を2倍にしたときの電圧降下は、およそ何倍になるか。ただし、電線の材質は同じとし、リアクタンスは無視する。

  • ①2倍
  • ②1/4倍
  • ③1/2倍
  • ④変わらない
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正解 ③1/2倍
解説
電線の抵抗はR=ρL/A(ρ:抵抗率、L:長さ、A:断面積)で、断面積に反比例します。断面積を2倍にすると抵抗は1/2になり、同じ電流なら電圧降下(=電流×抵抗に比例)も1/2倍になります。電圧降下の簡易式 e=K×L×I/(1,000A) でも、Aが分母にあるため同じ結果になります。

他の選択肢について
・2倍:断面積に比例すると考えた誤りです。
・1/4倍:断面積の2乗に反比例すると考えた誤りです。電圧降下は断面積に反比例します。
・変わらない:抵抗が変わるため、電圧降下も変わります。

覚え方のポイント
「電圧降下は、電流とこう長に比例し、断面積に反比例」。電圧降下が大きすぎるときは、電線を太くするか、こう長を短くします。
問104-7

公共工事標準請負契約約款において、設計図書に基づいて請負代金内訳書と工程表を作成し、発注者に提出する者として、最も適当なものはどれか。

  • ①発注者
  • ②監督員
  • ③設計者
  • ④受注者
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正解 ④受注者
解説
公共工事標準請負契約約款第3条では、受注者は、設計図書に基づいて請負代金内訳書と工程表を作成し、発注者に提出しなければならないとしています(契約締結後の提出期限を定める型と、発注者の承認を受ける型があります)。内訳書には、材料費・労務費のほか、法定福利費、安全衛生経費、建設業退職金共済の掛金を明示します。内訳書と工程表は、原則として発注者と受注者を拘束するものではありませんが、工事の進め方や設計変更の協議の基礎になります。

他の選択肢について
・発注者:内訳書と工程表の提出を受ける側です。
・監督員:発注者が置く者で、内訳書・工程表を作成して提出する立場ではありません。
・設計者:設計図書を作成する者で、請負代金内訳書・工程表の作成者ではありません。

覚え方のポイント
「内訳書・工程表=受注者が作って発注者へ」。施工計画書・施工図と同じく、受注者が作成する書類です。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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