2026年版・4-3

土木:測量と土工の一問一答

1級電気工事施工管理技士(第一次検定)「関連分野(機械・土木・建築・設計契約)」から、土木:測量と土工に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問14-3

水準測量で、標高10.000mの既知点Aに立てた標尺の読み(後視)が1.500m、求める点Bに立てた標尺の読み(前視)が0.800mであった。点Bの標高として、正しいものはどれか。

  • ①9.300m
  • ②11.500m
  • ③10.700m
  • ④12.300m
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正解 ③10.700m
解説
水準測量では、後視(既知点の読み)から前視(求める点の読み)を引いた値が、2点間の高低差になります。高低差=1.500−0.800=+0.700mなので、点Bの標高は10.000+0.700=10.700mです。前視の読みが小さいほど、その点は高いことになります。

他の選択肢について
・9.300m:高低差の符号を逆にした誤りです(10.000−0.700)。
・11.500m:後視の読みだけを足した誤りです。
・12.300m:後視と前視の両方を足した誤りです(10.000+1.500+0.800)。

覚え方のポイント
「標高=既知点の標高+後視−前視」。器械高(既知点の標高+後視)を先に求めてから前視を引く、と考えても同じです。
問24-3

水準測量で、レベルを後視点と前視点のほぼ中央に据えて観測する主な理由として、最も適当なものはどれか。

  • ①標尺を立てる人の歩く距離を短くするため。
  • ②レベルの電池の消耗を少なくするため。
  • ③観測する時間帯を問わず測量できるようにするため。
  • ④視準軸誤差などを消去し、測定の精度を高めるため。
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正解 ④視準軸誤差などを消去し、測定の精度を高めるため。
解説
レベルの視準線がわずかに傾いていると(視準軸誤差)、その誤差は視準距離に比例して大きくなります。後視と前視の距離を等しくすると、両方の読みに同じ大きさの誤差が入り、差をとる高低差では打ち消されます。地球の曲率や大気の屈折による誤差も同様に小さくできます。

他の選択肢について
・歩く距離を短くする:作業上の効果はあっても、中央に据える主な理由ではありません。
・電池の消耗を少なくする:測量の精度とは関係ありません。
・時間帯を問わず測量できる:観測の時間帯とは関係ありません。

覚え方のポイント
「前視と後視の距離を等しく=視準軸誤差・球差・気差の消去」。測量の誤差は「観測方法で消す」のが基本です。
問34-3

地山の土量100m³を掘削して運搬する場合の運搬土量として、正しいものはどれか。ただし、土量の変化率はL=1.20、C=0.90とする。

  • ①120m³
  • ②90m³
  • ③100m³
  • ④111m³
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正解 ①120m³
解説
土量の変化率Lは、ほぐした土量/地山の土量、Cは締め固めた土量/地山の土量です。掘削して運搬する土はほぐした状態なので、運搬土量=地山の土量×L=100×1.20=120m³となります。

他の選択肢について
・90m³:締め固めた後の土量(100×0.90)です。
・100m³:地山の土量のままで、ほぐれによる増加を考慮していません。
・111m³:地山の土量をCで割った誤りです(100÷0.90)。Cは、締め固めた後の土量を求めるときに掛ける係数です。

覚え方のポイント
「L=ほぐれ(運搬)」「C=締固め(盛土)」。運搬はL、盛土の仕上がりはCを掛けます。
問44-3

盛土の締固めに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①含水比が高いほど、締め固めた土の乾燥密度は大きくなる。
  • ②最適含水比付近で締め固めると、最大の乾燥密度が得られる。
  • ③含水比が低いほど、締め固めた土の乾燥密度は大きくなる。
  • ④最適含水比付近で締め固めると、得られる乾燥密度は最小になる。
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正解 ②最適含水比付近で締め固めると、最大の乾燥密度が得られる。
解説
同じ方法で締め固めても、土の含水比によって得られる乾燥密度は変わります。乾燥密度が最大になる含水比を最適含水比といい、この付近で締め固めると、最もよく締まった強い盛土ができます。含水比がそれより低くても高くても、乾燥密度は小さくなります。

他の選択肢について
・含水比が高いほど大きい:含水比が最適含水比より高いと、水が土粒子の間に残って締まりにくくなり、乾燥密度は小さくなります。
・含水比が低いほど大きい:乾きすぎると土粒子が互いに滑りにくく、締まりにくくなります。
・最適含水比付近で最小:最適含水比は、乾燥密度が最大になる含水比です。

覚え方のポイント
「締固め曲線は山形。山の頂点=最大乾燥密度、そのときの含水比=最適含水比」。
問54-3

建設機械と主な作業の組合せとして、最も不適当なものはどれか。

  • ①バックホウ ― 機械より低い位置の掘削
  • ②ブルドーザ ― 土砂の押土・整地
  • ③タンパ ― 高所での資材の揚重
  • ④振動ローラ ― 盛土の締固め
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正解 ③タンパ ― 高所での資材の揚重
解説
タンパは、衝撃や振動で地盤や埋戻し土を締め固める小形の機械で、狭い場所の締固めに用いられます。高所での資材の揚重に用いるのは、クレーンなどの揚重機械です。

他の選択肢について
・バックホウ:バケットを手前に引いて掘る機械で、機械の設置面より低い位置の掘削に適しています。電柱の穴や管路の溝の掘削などに広く使われます。
・ブルドーザ:排土板で土砂を押し出し、押土・整地などに用いられます。
・振動ローラ:振動を加えながら転圧し、砂質土などの締固めに用いられます。

覚え方のポイント
「バックホウ=下を掘る」「ショベル(ローディングショベル)=上を掘る・積み込む」「タンパ・ランマ=狭い所の締固め」。
問64-3

山留め工事の掘削底面の破壊現象に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①ヒービングは、砂質地盤で水とともに砂が噴き出す現象である。
  • ②ボイリングは、硬い岩盤で掘削底面が大きく割れる現象である。
  • ③ボイリングは、粘性土地盤で山留め壁の背面が沈下する現象である。
  • ④ヒービングは、軟らかい粘性土地盤で掘削底が盛り上がる現象。
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正解 ④ヒービングは、軟らかい粘性土地盤で掘削底が盛り上がる現象。
解説
ヒービングは、軟らかい粘性土地盤を掘削したとき、山留め壁の背面の土の重さで掘削底面の土が回り込み、底面が盛り上がる現象です。ボイリングは、地下水位の高い砂質地盤で、上向きの浸透水の力で砂が沸騰したように噴き上がる現象です。

他の選択肢について
・ヒービングは砂質地盤で砂が噴き出す:これはボイリングの説明です。
・ボイリングは岩盤が割れる:ボイリングは砂質地盤で起こる現象です。
・ボイリングは粘性土で背面が沈下:粘性土で起こるのはヒービングです。

覚え方のポイント
「ヒービング=粘土・盛り上がり」「ボイリング=砂・水とともに噴き上がり」。対策は、山留め壁を深く根入れする、地下水位を下げるなどです。
問74-3

山留め壁の工法に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①鋼矢板工法は、止水性があり、地下水位の高い地盤にも用いられる。
  • ②親杭横矢板工法は、止水性が高く、地下水位の高い地盤に最も適する。
  • ③鋼矢板工法は、止水性がないため、湧水の多い地盤には使えない。
  • ④親杭横矢板工法は、どのような深さの掘削でも支保工が不要である。
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正解 ①鋼矢板工法は、止水性があり、地下水位の高い地盤にも用いられる。
解説
鋼矢板工法は、継手をかみ合わせながら鋼矢板を連続して打ち込んで壁をつくる工法で、止水性があり、地下水位の高い地盤にも用いられます。親杭横矢板工法は、H形鋼などの親杭の間に木製の横矢板を差し込む工法で、施工が容易で経済的ですが、止水性がないため、地下水位の高い地盤には適しません。

他の選択肢について
・親杭横矢板は止水性が高い:親杭横矢板工法には止水性がありません。
・鋼矢板は止水性がない:継手のかみ合わせで止水性があります。
・支保工が不要:掘削が深くなると、切ばりや腹起しなどの支保工が必要になります。

覚え方のポイント
「親杭横矢板=安い・止水性なし」「鋼矢板=止水性あり」「SMW・地中連続壁=止水性・剛性が高い」。
問84-3

軟弱な粘性土地盤の圧密を促進する地盤改良工法として、最も適当なものはどれか。

  • ①薬液注入工法
  • ②サンドドレーン工法
  • ③ディープウェル工法
  • ④鋼矢板工法
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正解 ②サンドドレーン工法
解説
サンドドレーン工法は、軟弱な粘性土地盤に砂の柱を鉛直に多数つくり、地盤中の水の排水距離を短くして、圧密(水が抜けて地盤が締まる現象)を促進する工法です。プレロード(盛土による載荷)と組み合わせて用いられることが多い工法です。

他の選択肢について
・薬液注入工法:地盤に薬液を注入して固め、止水や強度の向上を図る工法です。
・ディープウェル工法:深井戸で地下水をくみ上げて地下水位を下げる排水工法で、圧密の促進を主な目的とするものではありません。
・鋼矢板工法:山留めや締切りの工法で、地盤改良の工法ではありません。

覚え方のポイント
「粘性土の圧密促進=サンドドレーン・プレロード」「砂質土の液状化対策=締固め(サンドコンパクションパイル)・地下水位低下」。
問94-3

トータルステーションに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①高低差だけを測定するための測量機器である。
  • ②人工衛星からの電波だけで位置を求める機器である。
  • ③角度と距離を同時に測定できる測量機器である。
  • ④写真を撮影して地形図を作成する専用の機器である。
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正解 ③角度と距離を同時に測定できる測量機器である。
解説
トータルステーションは、セオドライト(角度を測る機器)と光波測距儀(距離を測る機器)を一体化した測量機器で、水平角・鉛直角と斜距離を同時に測定し、座標などを計算できます。電柱の建柱位置の測設や、構造物の位置出しなどに広く使われています。

他の選択肢について
・高低差だけを測定:これはレベル(水準儀)の用途です。
・人工衛星からの電波で位置を求める:これはGNSS測量機です。
・写真から地形図を作成:これは写真測量の機器です。

覚え方のポイント
「トータルステーション=角度+距離」「レベル=高低差」「GNSS=衛星で位置」。
問104-3

掘削工事の排水工法に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①ウェルポイント工法は、薬液を注入して地盤を固める工法である。
  • ②釜場排水は、深い位置の大量の地下水を下げるのに最も適する。
  • ③ディープウェル工法は、地盤に砂の柱をつくって圧密を促す工法である。
  • ④ウェルポイント工法は、多数の小径の吸水管で地下水位を下げる。
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正解 ④ウェルポイント工法は、多数の小径の吸水管で地下水位を下げる。
解説
ウェルポイント工法は、掘削部の周囲に多数の小径の吸水管(ウェルポイント)を打ち込み、真空ポンプで強制的に地下水を吸い上げて、地下水位を下げる工法です。砂質地盤などで用いられ、ボイリングの防止にも役立ちます。

他の選択肢について
・薬液を注入して固める:これは薬液注入工法です。
・釜場排水は深い大量の地下水に適する:釜場排水は、掘削底面にためた水をポンプでくみ出す簡易な方法で、湧水の少ない場合に用います。
・ディープウェルは砂の柱で圧密促進:これはサンドドレーン工法の説明です。ディープウェルは深井戸で地下水をくみ上げる工法です。

覚え方のポイント
排水工法は「釜場(簡易)」「ウェルポイント(小径・真空・浅め)」「ディープウェル(深井戸・大量)」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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