2026年版・4-2

機械設備:給排水衛生・消火設備の一問一答

1級電気工事施工管理技士(第一次検定)「関連分野(機械・土木・建築・設計契約)」から、機械設備:給排水衛生・消火設備に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問14-2

給水方式に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①高置水槽方式は、屋上などの水槽から重力で各階に給水する。
  • ②水道直結直圧方式は、受水槽と高置水槽を必ず設ける方式である。
  • ③ポンプ直送方式は、高置水槽から重力で給水する方式である。
  • ④高置水槽方式は、停電すると直ちに給水が止まる方式である。
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正解 ①高置水槽方式は、屋上などの水槽から重力で各階に給水する。
解説
高置水槽方式は、受水槽の水を揚水ポンプで屋上などの高置水槽へくみ上げ、そこから重力で各階へ給水する方式です。給水圧力が安定しており、停電してもしばらくは高置水槽に残った水で給水できます。

他の選択肢について
・直結直圧方式は受水槽と高置水槽を設ける:直結直圧方式は、水道本管の圧力で直接給水する方式で、水槽を設けません。
・ポンプ直送方式は高置水槽から重力で給水:ポンプ直送方式は、受水槽の水をポンプで直接各所へ送る方式で、高置水槽を設けません。
・停電で直ちに止まる:高置水槽に水が残っている間は給水が続きます。

覚え方のポイント
給水方式は「直結直圧(水槽なし)」「直結増圧(増圧ポンプ)」「高置水槽(重力)」「ポンプ直送(加圧)」の4つ。
問24-2

給水設備のクロスコネクションに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①井水の配管は、逆止弁を設ければ上水の系統に直接接続してもよい。
  • ②上水の給水系統と他の配管系統を直接接続することで、禁止される。
  • ③給水管と排水管を直接接続して、水の再利用を図る方式である。
  • ④クロスコネクションは、給水圧力を高めるための接続方法である。
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正解 ②上水の給水系統と他の配管系統を直接接続することで、禁止される。
解説
クロスコネクションは、飲料用の上水の給水系統と、それ以外の系統(井水・雑用水・排水など)の配管を直接接続することです。汚染された水が上水の系統に逆流して、飲料水が汚染されるおそれがあるため、禁止されています(建築基準法施行令第129条の2の4第2項第1号)。

他の選択肢について
・逆止弁を設ければ井水と直接接続してよい:逆止弁を設けても、飲料水の配管設備とその他の配管設備を直接連結することは認められません(建築基準法施行令第129条の2の4第2項第1号)。
・給水管と排水管を直接接続して再利用:排水による上水の汚染の危険があり、禁止されています。
・給水圧力を高める接続方法:圧力とは関係のない、衛生上の禁止事項です。

覚え方のポイント
「上水はほかとつながない」。逆流を防ぐため、吐水口空間の確保やバキュームブレーカの設置も行います。
問34-2

給水配管のウォーターハンマに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①管内の流速を速くするほど、ウォーターハンマは起こりにくくなる。
  • ②配管内に空気がたまって、水が流れなくなる現象のことである。
  • ③弁を急に閉じると管内の圧力が急上昇し、衝撃音などが生じる現象。
  • ④給湯配管だけで発生し、給水配管では発生しない現象である。
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正解 ③弁を急に閉じると管内の圧力が急上昇し、衝撃音などが生じる現象。
解説
ウォーターハンマ(水撃作用)は、弁を急に閉じたときなどに、流れていた水が急に止められて管内の圧力が急上昇し、衝撃音や振動が発生する現象です。配管や器具の損傷の原因になるため、管内の流速を抑える、急閉止する弁の近くに水撃防止器を設ける、などの対策をとります。

他の選択肢について
・流速を速くすると起こりにくい:流速が速いほど、急に止めたときの圧力上昇は大きくなります。
・空気がたまって流れなくなる:これはエアロック(空気だまり)の現象です。
・給湯配管だけで発生:給水配管でも発生します。

覚え方のポイント
「ウォーターハンマ=急閉止・流速が速い・対策は流速を落として水撃防止器」。水力発電の水圧管の水撃作用と同じ現象です。
問44-2

排水トラップに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①排水の流れを速くするために、配管の途中に設ける装置である。
  • ②封水の深さは、深ければ深いほど性能がよいとされている。
  • ③1つの器具の排水管に、トラップを直列に2つ以上設ける。
  • ④封水によって、下水管からの臭気や衛生害虫の侵入を防ぐ。
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正解 ④封水によって、下水管からの臭気や衛生害虫の侵入を防ぐ。
解説
排水トラップは、器具の排水口の近くに水をためる部分(封水)を設けて、下水管からの臭気や衛生害虫が室内に侵入するのを防ぐ装置です。封水の深さは、原則として5cm以上10cm以下とされています。浅いと封水が切れやすく、深すぎると自浄作用が低下します。

他の選択肢について
・流れを速くする装置:トラップは臭気の侵入を防ぐためのものです。
・深ければ深いほどよい:深すぎると汚物がたまりやすくなるため、10cm以下とされています。
・直列に2つ以上設ける:二重トラップは排水の流れを悪くするため、禁止されています。

覚え方のポイント
「トラップ=封水で臭気を止める・封水深5〜10cm・二重トラップ禁止」。封水を守るため通気管を設けます。
問54-2

排水設備の通気管の主な役割として、最も適当なものはどれか。

  • ①排水管内の圧力変動を緩和し、トラップの封水を保護する。
  • ②給水管に空気を送り込み、給水の圧力を高めるための管である。
  • ③排水管内の汚水を、屋外へ強制的に排出するための管である。
  • ④雨水を集めて、屋上から地上へ導くための管である。
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正解 ①排水管内の圧力変動を緩和し、トラップの封水を保護する。
解説
通気管は、排水管内に空気を出入りさせて、排水が流れるときに生じる管内の圧力の変動を緩和する管です。これにより、トラップの封水が吸い出されたり(誘導サイホン作用)、はね出したりするのを防ぎ、排水の流れも円滑になります。

他の選択肢について
・給水の圧力を高める:通気管は排水系統の設備で、給水とは関係ありません。
・汚水を強制的に排出:排水は重力で流れ、通気管は空気の出入りを助けるものです。
・雨水を導く管:これは雨水立て管(ルーフドレンからの管)です。

覚え方のポイント
「通気管=排水管の空気の逃げ道=封水を守る」。
問64-2

閉鎖型湿式スプリンクラー設備に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①火災感知器の信号で、すべてのヘッドから一斉に放水する設備である。
  • ②火災の熱でヘッドの感熱部が作動して開き、加圧された水を放水する。
  • ③配管内には常に空気が満たされ、水は火災時に送られてくる。
  • ④電気室の消火に最も適した、水を使わない消火設備である。
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正解 ②火災の熱でヘッドの感熱部が作動して開き、加圧された水を放水する。
解説
閉鎖型湿式スプリンクラー設備は、配管内に常に加圧された水を満たしておき、火災の熱でスプリンクラーヘッドの感熱部(ヒュージブルリンクやグラスバルブ)が作動すると、そのヘッドだけが開いて放水する設備です。火災の近くのヘッドだけが作動するのが特徴です。

他の選択肢について
・すべてのヘッドから一斉に放水:これは開放型スプリンクラー設備(一斉開放弁を用いる)の説明で、舞台部などに用いられます。
・配管内に空気が満たされる:これは乾式・予作動式の説明です。乾式は寒冷地などで配管内の水の凍結を防ぐため、予作動式は誤放水による水損を防ぐため(電算機室など)に用いられます。
・電気室に最も適した水を使わない設備:電気室には、不活性ガス消火設備などが用いられます。

覚え方のポイント
「閉鎖型湿式=熱で開いたヘッドだけ放水」「開放型=一斉放水」「乾式・予作動式=配管に空気」。
問74-2

電気室や通信機器室に設置する消火設備として、最も適当なものはどれか。

  • ①屋内消火栓設備
  • ②泡消火設備
  • ③不活性ガス消火設備
  • ④水噴霧消火設備
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正解 ③不活性ガス消火設備
解説
電気室や通信機器室の火災では、水による消火は感電の危険や機器の損傷を招くため、不活性ガス消火設備(窒素・二酸化炭素など)やハロゲン化物消火設備が用いられます。ガスで酸素の濃度を下げたり、燃焼の反応を抑えたりして消火します。二酸化炭素を用いる場合は、放出前の退避の確認など、人命の安全に特に注意が必要です。

他の選択肢について
・屋内消火栓設備:水を放水するため、電気室の消火には適しません。
・泡消火設備:駐車場や危険物の施設などの消火に用いられます。
・水噴霧消火設備:道路トンネルや指定可燃物の施設などに用いられます。

覚え方のポイント
「電気・通信の部屋=ガス系消火(不活性ガス・ハロゲン化物)」「駐車場=泡」。
問84-2

屋内消火栓設備に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①1号消火栓は、ホースが細く、1人で容易に操作できるものである。
  • ②屋内消火栓設備は、消防隊だけが使用するための設備である。
  • ③屋内消火栓のポンプには、非常電源を設ける必要がないとされる。
  • ④2号消火栓や易操作性1号消火栓は、1人でも操作しやすい。
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正解 ④2号消火栓や易操作性1号消火栓は、1人でも操作しやすい。
解説
屋内消火栓設備は、建物の関係者が初期消火に用いる設備です。従来の1号消火栓は放水量が多い反面、ホースの延長に2人以上が必要でした。2号消火栓や易操作性1号消火栓は、保形ホースなどを用いて、1人でも容易に操作できるように工夫されています。

他の選択肢について
・1号消火栓は1人で容易に操作:従来の1号消火栓は、原則として2人以上で操作します。
・消防隊だけが使用:屋内消火栓は、建物の関係者による初期消火のための設備です。消防隊が使うのは連結送水管などです。
・非常電源が不要:加圧送水装置(ポンプ)には非常電源を設けます。

覚え方のポイント
「1号=2人・大量放水」「易操作性1号・2号=1人で操作」。
問94-2

中央式給湯設備の給湯温度の管理に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①レジオネラ属菌の繁殖を防ぐため、給湯温度を60℃程度以上に保つ。
  • ②レジオネラ属菌の繁殖を防ぐため、給湯温度を30℃程度に保っておく。
  • ③給湯温度は、省エネルギーのため低いほど衛生上も望ましい。
  • ④給湯温度は、配管の末端では管理しなくてよいとされている。
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正解 ①レジオネラ属菌の繁殖を防ぐため、給湯温度を60℃程度以上に保つ。
解説
レジオネラ属菌は20〜45℃程度で繁殖しやすく、中央式給湯設備では、貯湯槽の湯を60℃程度以上に保ち、配管の末端でも55℃程度以上を確保するよう管理することが求められます。給湯温度を下げすぎると、菌が繁殖して健康被害の原因になります。

他の選択肢について
・30℃程度に保つ:菌が繁殖しやすい温度帯です。
・低いほど衛生上も望ましい:低すぎると菌が繁殖しやすくなります。
・末端では管理しなくてよい:循環配管の末端(返湯)でも温度を確保します。

覚え方のポイント
「給湯は60℃(末端でも55℃)」。冷却塔の冷却水もレジオネラ属菌の管理が重要です。
問104-2

消防用設備のうち、消防隊が消火活動に使用するための設備として、最も適当なものはどれか。

  • ①屋内消火栓設備
  • ②連結送水管
  • ③消火器
  • ④自動火災報知設備
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正解 ②連結送水管
解説
連結送水管は、消防ポンプ自動車から送水口を通じて建物内の配管に送水し、各階の放水口から消防隊が放水して消火活動を行うための設備で、消火活動上必要な施設の一つです。地階を除く階数が7以上の建築物などに設置します。

他の選択肢について
・屋内消火栓設備:建物の関係者が初期消火に使う設備です。
・消火器:建物の関係者が初期消火に使う器具です。
・自動火災報知設備:火災を感知して知らせる警報設備です。

覚え方のポイント
消防隊が使う「消火活動上必要な施設」は「連結送水管・連結散水設備・排煙設備・非常コンセント設備・無線通信補助設備」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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