2026年版・3-8

構内:道路照明・交通信号と電気設備の規格の一問一答

1級電気工事施工管理技士(第一次検定)「電気設備(構内電気設備・情報通信・防災)」から、構内:道路照明・交通信号と電気設備の規格に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全660問) 電気設備(構内電気設備・情報通信・防災)の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問13-8

トンネル照明の入口部照明に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①昼間は、トンネルの入口部を基本部より暗くするのが原則とされる。
  • ②入口部照明は、屋外が暗くなる夜間だけ点灯させる照明である。
  • ③屋外から入る運転者の目の順応を考え、昼間は入口部を明るくする。
  • ④入口部照明の輝度は、屋外の明るさに関係なく一定とする。
答えと解説を見る
正解 ③屋外から入る運転者の目の順応を考え、昼間は入口部を明るくする。
解説
昼間に明るい屋外からトンネルに入ると、運転者の目が暗さに慣れるまで時間がかかり、トンネル内が見えにくくなります(ブラックホール現象)。そのため、トンネルの入口部には基本照明より明るい入口部照明を設け、奥に進むにつれて段階的に明るさを下げて、目の順応を助けます。

他の選択肢について
・入口部を基本部より暗くする:昼間は入口部を明るくします。
・夜間だけ点灯:入口部照明は主に昼間の目の順応のためのものです。夜間は屋外が暗いため、入口部の照明を減光します。
・屋外の明るさに関係なく一定:入口部照明の輝度は、坑口付近の屋外の明るさ(野外輝度)に応じて定めます。

覚え方のポイント
「トンネルの入口は昼間ほど明るく」。目は明るさの急な低下に弱いと覚えます。
問23-8

道路照明の性能の評価に用いられる指標として、最も不適当なものはどれか。

  • ①平均路面輝度
  • ②輝度均斉度
  • ③視機能低下グレア
  • ④平均演色評価数
答えと解説を見る
正解 ④平均演色評価数
解説
道路照明の性能は、主に平均路面輝度、輝度均斉度(路面の明るさのむら)、視機能低下グレア(まぶしさによる見えにくさ)、誘導性などで評価します。平均演色評価数は光源の色の見え方の指標で、道路照明の性能を評価する指標ではありません。

他の選択肢について
・平均路面輝度:運転者から見た路面の明るさで、基本となる指標です。
・輝度均斉度:路面の明るさのむらが大きいと、障害物を見落としやすくなります。
・視機能低下グレア:灯具のまぶしさで視認性が下がるのを抑えるための指標です。

覚え方のポイント
道路照明は「照度」ではなく、運転者の目に入る「輝度」で評価する点が特徴です。
問33-8

屋内配線用図記号(JIS C 0303)の配線の線種に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①天井隠ぺい配線は実線、床隠ぺい配線は破線、露出配線は点線で表す。
  • ②天井隠ぺい配線は点線、床隠ぺい配線は実線、露出配線は破線で表す。
  • ③天井隠ぺい配線は破線、床隠ぺい配線は点線、露出配線は実線で表す。
  • ④天井隠ぺい配線は実線、床隠ぺい配線は点線、露出配線は破線で表す。
答えと解説を見る
正解 ①天井隠ぺい配線は実線、床隠ぺい配線は破線、露出配線は点線で表す。
解説
JIS C 0303(構内電気設備の配線用図記号)では、天井隠ぺい配線を実線、床隠ぺい配線を破線、露出配線を点線で表します。施工図や設計図を読むうえで基本となる約束事です。

他の選択肢について
・天井は点線、床は実線、露出は破線:それぞれの線種が入れ替わっています。
・天井は破線、床は点線、露出は実線:同じく入れ替わっています。
・天井は実線、床は点線、露出は破線:天井は正しいものの、床と露出が入れ替わっています。

覚え方のポイント
「天井=実線、床=破線(ー ー)、露出=点線(・・・)」。見えない天井の中ほど「しっかりした線」と覚えると混乱しません。
問43-8

電気機器の保護等級を表すIPコードに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①第一特性数字は水、第二特性数字は固形物に対する保護を表す。
  • ②第一特性数字は固形物、第二特性数字は水に対する保護を表す。
  • ③IPコードの数字は、小さいほど保護の程度が高いことを表す。
  • ④IPX4は、じんあいの侵入を完全に防ぐことを表している。
答えと解説を見る
正解 ②第一特性数字は固形物、第二特性数字は水に対する保護を表す。
解説
IPコード(JIS C 0920)は、電気機器の外郭による保護の程度を表すもので、「IP」に続く第一特性数字が人体や固形物の侵入に対する保護(0〜6)、第二特性数字が水の浸入に対する保護(0〜8など)を表します。例えばIP65は、じんあいの侵入を完全に防ぎ(6)、噴流水に対して保護されている(5)ことを表します。

他の選択肢について
・第一が水、第二が固形物:順序が逆です。
・数字が小さいほど保護が高い:数字が大きいほど保護の程度が高くなります。
・IPX4はじんあいを完全に防ぐ:「X」はその特性数字を指定しないことを表します。IPX4は水の飛まつに対する保護だけを表し、じんあいに対する保護は示していません。

覚え方のポイント
「IP+固形物(最大6)+水(最大8など)」。屋外照明器具や防水コンセントの選定で使います。
問53-8

高圧受電設備の単線結線図に用いる文字記号と機器の組合せとして、最も不適当なものはどれか。

  • ①VCB ― 真空遮断器
  • ②LBS ― 高圧交流負荷開閉器
  • ③OCR ― 地絡継電器
  • ④ZCT ― 零相変流器
答えと解説を見る
正解 ③OCR ― 地絡継電器
解説
OCR(Over Current Relay)は過電流継電器です。地絡継電器はGR(Ground Relay)、地絡方向継電器はDGRと表します。

他の選択肢について
・VCB ― 真空遮断器:Vacuum Circuit Breakerの略です。
・LBS ― 高圧交流負荷開閉器:Load Break Switchの略です。
・ZCT ― 零相変流器:Zero-phase Current Transformerの略です。

覚え方のポイント
受電設備の文字記号は「VCB・LBS・DS・PF・VT・CT・ZCT・OCR・GR・DGR・SC(進相コンデンサ)・SR(直列リアクトル)・LA(避雷器)」。英語の頭文字から意味を思い出せるようにします。
問63-8

屋内配線の電線の色別に関する次の記述のうち、内線規程に基づく一般的な扱いとして、最も適当なものはどれか。

  • ①接地側電線には緑色(緑/黄)を用い、接地線には白色を用いる。
  • ②接地線には赤色を用い、電圧側の電線には緑色を用いる。
  • ③接地線には黄色を用い、接地側電線には黒色を用いる。
  • ④接地側電線には白色、接地線には緑色(緑/黄)を用いる。
答えと解説を見る
正解 ④接地側電線には白色、接地線には緑色(緑/黄)を用いる。
解説
内線規程では、単相2線式などの接地側電線(中性線)には白色、接地線には緑色(または緑/黄の縞)を用いることとしています。電圧側電線には黒色や赤色などを用います。色で区別することで、結線の誤りや、接地線を電圧側電線と取り違える事故を防ぎます。

他の選択肢について
・接地側に緑色、接地線に白色:色が逆です。
・接地線に赤色、電圧側に緑色:接地線は緑色、電圧側に緑色は用いません。
・接地線に黄色、接地側に黒色:接地線は緑色(または緑/黄)、接地側電線は白色です。黒色は電圧側に用います。

覚え方のポイント
「白=接地側(中性線)」「緑=接地線」「黒・赤=電圧側」。
問73-8

LEDを用いた交通信号灯器の特徴に関する次の記述のうち、電球式の灯器と比べた場合として、最も不適当なものはどれか。

  • ①付着した雪が、電球式より溶けやすい。
  • ②消費電力が小さく、寿命が長い。
  • ③西日などによる疑似点灯が起こりにくくなる。
  • ④球切れによる不点灯の心配が少ない。
答えと解説を見る
正解 ①付着した雪が、電球式より溶けやすい。
解説
LED式の信号灯器は発熱が少ないため、電球式に比べて、灯器の表面に付着した雪が溶けにくいという課題があります。そのため、積雪の多い地域では、着雪を防ぐ形状の灯器やヒーター付きの灯器などが用いられます。

他の選択肢について
・消費電力が小さく寿命が長い:LEDの大きな利点です。
・疑似点灯が起こりにくい:電球式のように反射鏡で西日を反射して点灯しているように見える現象が起こりにくくなります。
・不点灯の心配が少ない:多数のLED素子で構成されるため、一部が故障しても全体が消えることは少なくなります。

覚え方のポイント
LEDは「省エネ・長寿命・疑似点灯なし、ただし熱が少なく雪が溶けにくい」。長所の裏返しの短所を問う問題です。
問83-8

爆発性のガスが存在するおそれのある危険場所に施設する電気設備に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①危険場所の配線は、合成樹脂管工事とするのが原則である。
  • ②危険の程度とガスの種類に適合した防爆構造の電気機器を用いる。
  • ③耐圧防爆構造は、容器内に保護ガスを送り込み圧力を保つ構造である。
  • ④防爆構造の機器であれば、ガスの種類を考えずに選んでよい。
答えと解説を見る
正解 ②危険の程度とガスの種類に適合した防爆構造の電気機器を用いる。
解説
爆発性のガスや粉じんが存在するおそれのある危険場所では、電気機器の火花や高温が着火源にならないよう、その場所の危険の程度(危険箇所の区分)とガスの種類(爆発等級・発火度)に適合した防爆構造(耐圧防爆構造、内圧防爆構造、安全増防爆構造など)の電気機器を用います。

他の選択肢について
・合成樹脂管工事が原則:ガスの危険場所の配線は、金属管工事やケーブル工事などとします。
・耐圧防爆構造は保護ガスで圧力を保つ:これは内圧防爆構造の説明です。耐圧防爆構造は、容器の内部で爆発が起きても容器が耐え、外部のガスに火が移らないようにした構造です。
・ガスの種類を考えずに選ぶ:防爆構造の機器にも対象とするガスの種類や温度等級があるため、適合するものを選びます。

覚え方のポイント
防爆は「場所の危険度×ガスの種類」で選ぶ。金属管工事やケーブル工事などの配線方法にも規定があります。
問93-8

日本産業規格(JIS)と電気設備に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①JIS C 4620は、LANケーブルの伝送性能などについて定めた規格である。
  • ②JIS A 4201は、交通信号灯器の構造について定めた規格である。
  • ③JIS C 4620は、キュービクル式高圧受電設備について定めた規格である。
  • ④JIS C 0303は、光ファイバの接続方法について定めた規格である。
答えと解説を見る
正解 ③JIS C 4620は、キュービクル式高圧受電設備について定めた規格である。
解説
JIS C 4620は、キュービクル式高圧受電設備について定めた規格で、主遮断装置の形式(CB形・PF・S形)や受電設備容量などを定めています。

他の選択肢について
・JIS C 4620はLANケーブル:LANケーブルに関する規格ではありません。
・JIS A 4201は交通信号灯器:JIS A 4201は建築物等の雷保護の規格です。
・JIS C 0303は光ファイバの接続方法:JIS C 0303は構内電気設備の配線用図記号の規格です。

覚え方のポイント
頻出の規格番号は「C 4620=キュービクル」「A 4201=雷保護」「C 0303=配線用図記号」「C 0920=IPコード」。
問103-8

道路照明に用いる光源・灯具に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①道路照明の性能は路面の照度だけで評価し、輝度は用いない。
  • ②LED灯具は、一般に高圧ナトリウムランプより寿命が短くなる。
  • ③水銀ランプは、水俣条約の後も新設用に広く製造されている。
  • ④近年は、消費電力が小さく長寿命のLED灯具が広く使われる。
答えと解説を見る
正解 ④近年は、消費電力が小さく長寿命のLED灯具が広く使われる。
解説
道路照明には、かつては高圧ナトリウムランプや蛍光水銀ランプなどが用いられてきましたが、近年は消費電力が小さく長寿命で、配光の制御がしやすいLED灯具が広く用いられています。水銀に関する水俣条約の影響もあり、水銀ランプからの切替えが進んでいます。

他の選択肢について
・照度だけで評価:道路照明は、運転者の目に入る路面の輝度(平均路面輝度・輝度均斉度)で評価します。
・LEDの方が寿命が短い:LED灯具は一般に高圧ナトリウムランプより長寿命です。
・水銀ランプは新設用に広く製造:水俣条約により、一般照明用の高圧水銀ランプは2021年以降、製造と輸出入が禁止されています。

覚え方のポイント
照明の光源は「白熱→蛍光・HID(水銀・ナトリウム)→LED」と移り変わってきた、と流れで理解します。

1級電気工事施工管理技士(第一次検定)の対策問題(全660問)に戻る

非公式の資格試験対策サイトです。国土交通省及び一般財団法人建設業振興基金とは一切関係ありません。

※本ページでは、アクセス解析(Googleアナリティクス)と、広告の配信・成果の計測(A8.net)のためにCookie等を利用し、閲覧に関する情報をGoogle LLC・株式会社ファンコミュニケーションズへ送信しています。詳しくはプライバシーポリシーをご覧ください。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

【PR】