2026年版・3-7

情報通信:LAN・テレビ共同受信・構内通信の一問一答

1級電気工事施工管理技士(第一次検定)「電気設備(構内電気設備・情報通信・防災)」から、情報通信:LAN・テレビ共同受信・構内通信に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。本試験には五肢択一の問題も含まれますが、ここでは4択で出題しています。

問13-7

より対線(UTPケーブル)を用いたイーサネットのLANに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①機器間のケーブルの長さは、一般に最大100mとされる。
  • ②機器間のケーブルの長さは、一般に最大185mまで延ばせる。
  • ③UTPケーブルは、STPケーブルより電磁雑音に強い。
  • ④カテゴリの数字が小さいほど、高速の通信に対応する。
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正解 ①機器間のケーブルの長さは、一般に最大100mとされる。
解説
より対線を用いたイーサネット(10BASE-T、100BASE-TX、1000BASE-Tなど)では、スイッチなどの機器と端末の間のケーブルの長さは、一般に最大100mとされています。これを超える距離では、光ファイバケーブルを用いたり、中継の機器を設けたりします。

他の選択肢について
・最大185m:185mは細い同軸ケーブルを用いた古い方式(10BASE2)の値です。より対線は一般に100mです。
・STPより雑音に強い:STPはシールドを持つため、UTPより電磁雑音に強くなります。
・カテゴリの数字が小さいほど高速:逆です。Cat5e、Cat6、Cat6Aのように数字が大きいほど高速の通信に対応します。なお、電力線とは離して施設します。

覚え方のポイント
「UTP=最大100m」「長距離・ノイズの多い場所=光ファイバ」。カテゴリ(Cat5e、Cat6など)が上がるほど高速の通信に対応します。
問23-7

光ファイバケーブルの特徴に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①電磁誘導の影響を受けないため、雑音に強い。
  • ②心線の接続は、はんだ付けで行うのが一般的である。
  • ③伝送損失が小さく、長距離の伝送に適しているといえる。
  • ④伝送できる帯域が広く、大容量の通信ができる。
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正解 ②心線の接続は、はんだ付けで行うのが一般的である。
解説
光ファイバの心線どうしの接続は、専用の融着接続機で心線を溶かしてつなぐ融着接続や、コネクタによる接続、メカニカルスプライスなどで行います。電線のようにはんだ付けやより合わせで接続することはできません。接続部の損失を小さくするため、心線の端面を正確に処理する必要があります。

他の選択肢について
・電磁誘導の影響を受けない:光で信号を伝えるため、電磁誘導による雑音を受けません。
・伝送損失が小さい:長距離の伝送に適しています。
・帯域が広く大容量:高速・大容量の通信ができます。

覚え方のポイント
光ファイバの接続は「融着・コネクタ・メカニカルスプライス」の3つ。光ファイバは「雑音に強い・損失が小さい・大容量・軽い、ただし曲げと接続に注意」。許容曲げ半径を守らないと損失が増えたり、断線したりします。
問33-7

光ファイバのシングルモードとマルチモードに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①シングルモードは、コアの径が大きく短距離の伝送にだけ用いられる。
  • ②マルチモードは、シングルモードより長距離の伝送に適している。
  • ③シングルモードは、コアの径が小さく長距離・大容量の伝送に適する。
  • ④マルチモードは、モード分散がなく伝送帯域が最も広い。
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正解 ③シングルモードは、コアの径が小さく長距離・大容量の伝送に適する。
解説
シングルモード光ファイバは、コアの径が約10μmと小さく、光が1つの経路(モード)だけで伝わるため、信号のひずみ(モード分散)がなく、長距離・大容量の伝送に適しています。マルチモード光ファイバは、コアの径が50μmや62.5μmと大きく、接続が容易で安価ですが、複数の経路で伝わるため伝送距離は短くなり、建物内の配線などに用いられます。

他の選択肢について
・シングルモードはコアが大きく短距離:関係が逆です。
・マルチモードの方が長距離に適する:長距離に適するのはシングルモードです。
・マルチモードはモード分散がない:複数の経路で光が伝わるため、モード分散が生じます。モード分散がないのはシングルモードです。

覚え方のポイント
「シングル=細い・長距離」「マルチ=太い・短距離・安価」。
問43-7

テレビ共同受信設備に用いる分岐器と分配器に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①分岐器は、入力の信号を複数の出力に均等に分ける機器である。
  • ②分配器は、入力された信号の強さを増幅して出力する機器である。
  • ③分配器を通すと、各出力の信号の強さは入力より大きくなる。
  • ④分岐器は、幹線の信号の一部を取り出し、残りを幹線に送る。
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正解 ④分岐器は、幹線の信号の一部を取り出し、残りを幹線に送る。
解説
分岐器は、幹線を流れる信号のうち一部だけを分岐端子から取り出し、大部分はそのまま幹線の出力端子へ送る機器です。各階や各部屋へ信号を取り出すのに用います。分配器は、入力された信号を複数の出力にほぼ均等に分ける機器で、分けた数に応じて出力の信号は小さくなります(2分配で約4dBの損失など)。

他の選択肢について
・分岐器は均等に分ける:均等に分けるのは分配器です。
・分配器は増幅する:信号を増幅するのは増幅器(ブースタ)です。
・分配器を通すと大きくなる:分配すると各出力の信号は小さくなります。

覚え方のポイント
「分岐=少しだけ取り出す(幹線を残す)」「分配=均等に分ける」「増幅器=強くする」。
問53-7

テレビ共同受信設備で、増幅器の出力レベルが100dBμV、ケーブルの損失が15dB、分配器の損失が4dBのとき、テレビ端子の入力レベルとして、正しいものはどれか。

  • ①81dBμV
  • ②89dBμV
  • ③96dBμV
  • ④119dBμV
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正解 ①81dBμV
解説
デシベル(dB)で表したレベルの計算は、損失を引き算するだけで求められます。100−15−4=81dBμVです。

他の選択肢について
・89dBμV:分配器の損失を4dBではなく−4dB(利得)として扱った値です(100−15+4)。
・96dBμV:ケーブルの損失を引き忘れた値です(100−4)。
・119dBμV:損失を足してしまった誤りです。

覚え方のポイント
「dBは足し算・引き算で計算できる」。増幅器の利得は足し、ケーブル・分配器・分岐器の損失は引きます。
問63-7

弱電流電線と低圧屋内配線の施設に関する次の記述のうち、電気設備の技術基準の解釈に基づくものとして、最も適当なものはどれか。

  • ①がいし引き工事では、低圧屋内配線と弱電流電線の離隔距離の定めはない。
  • ②低圧屋内配線と弱電流電線は、原則として同一の管に収めてはならない。
  • ③低圧屋内配線と弱電流電線は、同じボックスの中で接続してもよい。
  • ④ケーブル工事では、低圧のケーブルと弱電流電線が接触してもよい。
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正解 ②低圧屋内配線と弱電流電線は、原則として同一の管に収めてはならない。
解説
電気設備の技術基準の解釈第167条第3項では、低圧屋内配線を合成樹脂管工事や金属管工事などで施設する場合、原則として弱電流電線と同一の管などに収めてはならないとしています(一定の条件を満たす隔壁やダクトの場合などを除きます)。弱電流電線への混触や誘導障害を防ぐためです。

他の選択肢について
・がいし引き工事では離隔の定めがない:がいし引き工事では、弱電流電線との離隔距離(10cm以上。電線が裸電線なら30cm以上)が定められています(同条第1項。300V以下で絶縁性の隔壁を設けるなどの代替もあります)。
・同じボックスの中で接続:同一の管やダクトだけでなく、そのボックスやプルボックスの中にも、原則として低圧配線と弱電流電線を一緒に施設できません(同条第3項)。
・ケーブルと弱電流電線が接触してもよい:ケーブル工事などでも、弱電流電線と接触しないように施設します(同条第2項)。

覚え方のポイント
「強電(電力)と弱電(通信)は分けて施設する」。同じケーブルラックに載せる場合も、セパレータで区分します。
問73-7

テレビ受信用の同軸ケーブルに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①特性インピーダンスが300Ωのものが一般に用いられる。
  • ②同軸ケーブルは、周波数が高いほど損失が小さくなる。
  • ③特性インピーダンスが75Ωのものが用いられる。
  • ④同軸ケーブルの外部導体は、接地してはならない。
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正解 ③特性インピーダンスが75Ωのものが用いられる。
解説
テレビ受信用の同軸ケーブルには、特性インピーダンス75Ωのもの(例:S-5C-FB、S-7C-FBなど)が用いられます。機器の入出力も75Ωに合わせることで、信号の反射を防ぎます。衛星放送の中間周波数の伝送にも対応した品種が使われます。

他の選択肢について
・300Ω:かつて用いられた平行フィーダの値で、現在の同軸ケーブルの値ではありません。
・周波数が高いほど損失が小さい:周波数が高いほど損失は大きくなります。
・外部導体を接地してはならない:外部導体は遮へいの役割があり、機器を通じて接地されます。

覚え方のポイント
「テレビの同軸=75Ω」「数字が大きい(5C→7C)ほど太く損失が小さい」「高い周波数ほど損失が大きい」。
問83-7

LANケーブルを通じて端末機器に電力を供給する技術として、最も適当なものはどれか。

  • ①UPS
  • ②PBX
  • ③SPD
  • ④PoE
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正解 ④PoE
解説
PoE(Power over Ethernet)は、LANケーブルを通じてデータと同時に電力を供給する技術です。無線LANのアクセスポイントやネットワークカメラ、IP電話機などに用いられ、電源工事を省略できます。

他の選択肢について
・UPS:無停電電源装置です。
・PBX:構内交換機で、内線電話の交換を行う装置です。
・SPD:サージ防護デバイスで、雷サージから機器を守る装置です。

覚え方のポイント
略語は「PoE=LANで給電」「UPS=無停電電源」「PBX=構内交換機」「SPD=サージ防護」とセットで覚えます。
問93-7

構内の情報通信設備の配線に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。

  • ①LANケーブルの結束は、強く締め付けるほど性能が安定する。
  • ②幹線系の配線には、光ファイバケーブルを用いることが多い。
  • ③配線は将来の増設や更新を考えて、余裕のある経路を確保する。
  • ④フロアごとに配線を集約する分岐点を設け、管理しやすくする。
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正解 ①LANケーブルの結束は、強く締め付けるほど性能が安定する。
解説
LANケーブルを結束バンドで強く締め付けると、より対線のよりや間隔が崩れて、伝送性能が低下する原因になります。結束は締めすぎないようにし、許容曲げ半径も守ります。

他の選択肢について
・幹線系は光ファイバ:長距離・大容量の伝送に適するため、建物の幹線に多く用いられます。
・余裕のある経路の確保:情報通信設備は更新の頻度が高いため、ケーブルラックや配管に余裕を持たせます。
・フロアごとの分岐点:各階の配線盤(フロア配線盤)などに集約すると、管理や変更が容易になります。

覚え方のポイント
情報配線は「曲げすぎない・締めすぎない・強電と離す・余裕を持たせる」。
問103-7

無線LANに関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。

  • ①5GHz帯は、2.4GHz帯より障害物に強く遠くまで届く。
  • ②主に2.4GHz帯や5GHz帯などの周波数帯が用いられる。
  • ③2.4GHz帯は、電子レンジなどとの干渉を受けにくい。
  • ④壁や床のコンクリートは、電波をほとんど減衰させない。
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正解 ②主に2.4GHz帯や5GHz帯などの周波数帯が用いられる。
解説
無線LANには、主に2.4GHz帯、5GHz帯、6GHz帯などの周波数帯が用いられます。2.4GHz帯は障害物に比較的強い一方、電子レンジなど他の機器との干渉を受けやすく、5GHz帯は干渉が少なく高速ですが、障害物の影響を受けやすいという特徴があります。

他の選択肢について
・5GHz帯の方が障害物に強い:一般に周波数が高いほど障害物の影響を受けやすく、2.4GHz帯の方が回り込んで届きやすくなります。
・2.4GHz帯は干渉を受けにくい:2.4GHz帯は電子レンジなどと同じ帯域のため、干渉を受けやすくなります。
・コンクリートはほとんど減衰させない:コンクリートや金属は電波を大きく減衰させるため、アクセスポイントの配置に影響します。

覚え方のポイント
「2.4GHz=届きやすい・混みやすい」「5GHz=速い・遮られやすい」。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。

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