架空送電線路のコロナ放電に関する次の記述のうち、最も不適当なものはどれか。
- ①電線の表面の電界が強くなると発生しやすい。
- ②コロナ損や電波障害の原因になることがある。
- ③晴天時より雨天時のほうが発生しにくくなる。
- ④太い電線や多導体を用いると発生しにくくなる。
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コロナ放電は、電線の表面の電界の強さが空気の絶縁耐力を超えたとき、電線の周りの空気が部分的に電離して起こる放電です。雨や霧で電線の表面に水滴が付くと、その部分の電界が強まるため、雨天時のほうが晴天時よりコロナ放電は発生しやすくなります。
他の選択肢について
・電界が強いと発生しやすい:電圧が高いほど、また電線が細いほど表面の電界が強くなり、発生しやすくなります。
・コロナ損や電波障害の原因:電力損失(コロナ損)、ラジオなどへの雑音障害、騒音の原因になります。
・太い電線や多導体で発生しにくい:電線の表面の電界が弱まるため、コロナ対策として有効です。
覚え方のポイント
コロナは「高電圧・細い電線・雨・気圧の低い高地」で起きやすく、「太い電線・多導体」で防ぐ、と覚えます。