結晶シリコン系の太陽電池の出力特性に関する次の記述のうち、最も適当なものはどれか。
- ①セルの温度が上昇すると、一般に出力が増加する。
- ②日射強度が弱くなっても、出力電流は変わらない。
- ③セルの温度が上昇すると、一般に出力が低下する。
- ④開放電圧は、日射強度にほぼ比例して大きく変わる。
答えと解説を見る
結晶シリコン系の太陽電池は、セルの温度が上昇すると主に出力電圧が低下し、出力も低下します(おおむね1℃あたり0.4〜0.5%程度)。このため、日射が強くても気温の高い夏より、晴れた春の方が発電量が多くなることがあります。出力電流は日射強度にほぼ比例します。
他の選択肢について
・温度上昇で出力が増加:一般に低下します。
・日射強度が弱くても電流は変わらない:短絡電流は日射強度にほぼ比例して小さくなります。
・開放電圧が日射強度にほぼ比例:日射強度にほぼ比例するのは短絡電流です。開放電圧は日射強度が変わってもあまり変化せず、主に温度で変わります。
覚え方のポイント
「日射↑→電流↑」「温度↑→電圧↓→出力↓」。モジュールの通風をよくして温度上昇を抑えることが発電量の確保につながります。