抵抗6Ωと誘導性リアクタンス8Ωを直列に接続した回路に、交流100Vを加えた。回路で消費される有効電力として、正しいものはどれか。
- ①306W
- ②800W
- ③600W
- ④1,000W
答えと解説を見る
インピーダンスはZ=√(R²+X²)=√(6²+8²)=√100=10Ω、電流はI=100/10=10Aです。有効電力は抵抗で消費される電力で、P=I²R=10²×6=600Wとなります。力率cosθ=R/Z=0.6から、P=VIcosθ=100×10×0.6=600Wと求めても同じです。
他の選択肢について
・306W:インピーダンスを6+8=14Ωと単純に足した誤りです(I≒7.1A、P=I²R≒306W)。インピーダンスは√(R²+X²)で求めます。
・800W:リアクタンス8Ωで電力を計算した誤りです。これは無効電力(800var)に当たります。
・1,000W:皮相電力(100×10=1,000V・A)をそのまま答えた誤りです。
覚え方のポイント
「有効電力はR、無効電力はX、皮相電力はZで決まる」。6・8・10の直角三角形は交流回路の定番の数値です。