非常用予備発電装置を構成する主要な設備の組合せとして、正しいものは。
- ①原動機、同期発電機、始動装置および燃料系統
- ②整流器、蓄電池、逆変換装置および切替回路
- ③変圧器、断路器、遮断器および避雷器
- ④太陽電池、パワーコンディショナおよび接続箱
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詳細解説
非常用予備発電装置は、商用電源が停電したときに構内の重要な負荷へ電力を送るための設備で、動力を生み出す原動機と、その回転を電気に変える発電機を組み合わせたものが本体です。
原動機にはディーゼル機関やガスタービンが用いられ、発電機には単独で電圧を確立できる同期発電機が使われます。これに、機関を回し始めるための始動装置(始動用蓄電池とセルモータ、または圧縮空気)、軽油などを蓄えて送る燃料系統、機関を冷やす冷却系統、排気系統、そして制御盤・配電盤が加わって一式となります。
整流器と蓄電池と逆変換装置の組合せは無停電電源装置(UPS)の構成です。変圧器や断路器などは高圧受電設備、太陽電池やパワーコンディショナは太陽光発電設備の構成であり、いずれも非常用予備発電装置そのものではありません。
他の選択肢が不適切な理由
整流器と蓄電池と逆変換装置を並べた組合せは、あらかじめためておいた電気を送り出す設備の構成で、電気そのものを新たに生み出す働きは持ちません。変圧器や遮断器を並べた組合せは、受け取った電気の電圧を変えたり切り離したりする設備です。太陽電池と変換装置の組合せも、日射がなければ働きません。停電中に自ら電力を作り出すには、燃料を燃やして軸を回す機関が欠かせません。