問18-2
汽力発電の基本となるランキンサイクルにおいて、水と蒸気が流れる順序として正しいものは。
- ①ボイラ→給水ポンプ→タービン→復水器
- ②給水ポンプ→ボイラ→タービン→復水器
- ③給水ポンプ→タービン→ボイラ→復水器
- ④ボイラ→タービン→給水ポンプ→復水器
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正解
②給水ポンプ→ボイラ→タービン→復水器
解説
詳細解説
ランキンサイクルは、給水ポンプで水の圧力を高め、ボイラで加熱して高温高圧の蒸気にし、蒸気タービンで膨張させて仕事を取り出し、復水器で冷やして水に戻す、という循環です。復水器を出た水は再び給水ポンプへ送られ、この四つの過程を繰り返します。
ボイラを先に置く順序は、水を加圧せずに加熱することになり、高圧の蒸気が得られません。
タービンをボイラの前に置く順序は、まだ蒸気になっていない水をタービンへ送ることになり成立しません。
給水ポンプをタービンの後ろに置く順序も、復水器を通る前の蒸気を加圧することになり誤りです。
「加圧→加熱→膨張→冷却」という熱機関の基本の流れとして覚えます。
他の選択肢が不適切な理由
冷やして水に戻す過程を最後に置かない順序では、気体のままの蒸気をポンプで加圧することになります。気体を圧縮するには液体を押し上げるよりはるかに大きな仕事が必要で、取り出した仕事の多くを圧縮に費やしてしまい、循環として成り立ちません。加熱と膨張の順序を入れ替えた並びも、まだ蒸気になっていない水をタービンへ送ることになり、仕事を取り出せません。
詳細解説
ランキンサイクルは、給水ポンプで水の圧力を高め、ボイラで加熱して高温高圧の蒸気にし、蒸気タービンで膨張させて仕事を取り出し、復水器で冷やして水に戻す、という循環です。復水器を出た水は再び給水ポンプへ送られ、この四つの過程を繰り返します。
ボイラを先に置く順序は、水を加圧せずに加熱することになり、高圧の蒸気が得られません。
タービンをボイラの前に置く順序は、まだ蒸気になっていない水をタービンへ送ることになり成立しません。
給水ポンプをタービンの後ろに置く順序も、復水器を通る前の蒸気を加圧することになり誤りです。
「加圧→加熱→膨張→冷却」という熱機関の基本の流れとして覚えます。
他の選択肢が不適切な理由
冷やして水に戻す過程を最後に置かない順序では、気体のままの蒸気をポンプで加圧することになります。気体を圧縮するには液体を押し上げるよりはるかに大きな仕事が必要で、取り出した仕事の多くを圧縮に費やしてしまい、循環として成り立ちません。加熱と膨張の順序を入れ替えた並びも、まだ蒸気になっていない水をタービンへ送ることになり、仕事を取り出せません。