問14-4
定格容量10kV・Aの単相変圧器2台をV結線して三相負荷に供給するとき、取り出せる三相電力の最大値[kV・A]に最も近い値は。
- ①10.0
- ②17.3
- ③20.0
- ④30.0
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正解
②17.3
解説
詳細解説
V結線の三相出力は、単相変圧器1台の定格容量Pを用いて √3×P で表される。
√3×10=1.732×10≒17.3[kV・A]となる。
20.0kV・Aは2台の容量を単純に足した値であるが、V結線では2台の変圧器の電流に位相差があるため、そのまま合計した容量は取り出せない。30.0kV・Aは3台をΔ結線した場合の値である。
V結線は、単相変圧器2台だけで三相を送れる点が長所で、需要の少ない地域の配電や、Δ結線の1台が故障したときの応急運転に用いられる。
「V結線の三相出力は1台分の√3倍」という関係は、この分野の計算の出発点となるので確実に覚えておきたい。
他の選択肢が不適切な理由
10.0kV・Aは1台分の容量そのままで、2台を組み合わせた意味がなくなる。20.0kV・Aは単純な足し算であるが、2台の電流には位相差があるため合計どおりには取り出せない。30.0kV・Aは3台をΔ結線した場合の値である。求めた値を1台の容量で割って約1.73になるかを確かめれば、答えの妥当性はその場で判断できる。
詳細解説
V結線の三相出力は、単相変圧器1台の定格容量Pを用いて √3×P で表される。
√3×10=1.732×10≒17.3[kV・A]となる。
20.0kV・Aは2台の容量を単純に足した値であるが、V結線では2台の変圧器の電流に位相差があるため、そのまま合計した容量は取り出せない。30.0kV・Aは3台をΔ結線した場合の値である。
V結線は、単相変圧器2台だけで三相を送れる点が長所で、需要の少ない地域の配電や、Δ結線の1台が故障したときの応急運転に用いられる。
「V結線の三相出力は1台分の√3倍」という関係は、この分野の計算の出発点となるので確実に覚えておきたい。
他の選択肢が不適切な理由
10.0kV・Aは1台分の容量そのままで、2台を組み合わせた意味がなくなる。20.0kV・Aは単純な足し算であるが、2台の電流には位相差があるため合計どおりには取り出せない。30.0kV・Aは3台をΔ結線した場合の値である。求めた値を1台の容量で割って約1.73になるかを確かめれば、答えの妥当性はその場で判断できる。