一次巻線の巻数が1200回、二次巻線の巻数が40回の単相変圧器の一次側に6600Vを加えたとき、二次側の電圧[V]は。
- ①110
- ②198
- ③220
- ④240
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詳細解説
変圧器の一次電圧と二次電圧の比は、巻数の比に等しい。
V₂=V₁×(N₂/N₁)=6600×(40÷1200)=6600÷30=220[V]となる。
110Vは二次巻数を20回と読み違えた値(6600×20÷1200)、198Vは二次巻数を36回と読み違えた値(6600×36÷1200)、240Vは一次巻数を1100回と読み違えた値(6600×40÷1100)であり、いずれも巻数比30を取り違えたものである。
変圧器が電圧を変えられるのは、一次巻線に流れる交流電流がつくる交番磁束が二次巻線を貫き、巻数に比例した起電力を誘導するためである。直流では磁束が変化しないので電圧は誘導されない。
高圧受電設備では6600Vを210Vや105Vへ下げる変圧器が使われており、この巻数比の考え方がそのまま当てはまる。
他の選択肢が不適切な理由
巻数比は1200割る40で30であり、二次電圧は一次電圧のちょうど30分の1になる。得た答えに30を掛けて6600Vに戻るかどうかで検算できる。110Vなら3300V、198Vなら5940V、240Vなら7200Vとなり、いずれも与えられた一次電圧に一致しない。巻数比を先に求めてから割る、という順序を守れば取り違えは防げる。