問12-9
配電系統に高調波電流を発生させる原因となる負荷として、最も適切なものはどれか。
- ①半導体で電流を制御する整流器やインバータ装置
- ②電圧に比例した電流が流れる白熱電球や電熱器
- ③一定の速度で回転している低圧の三相誘導電動機
- ④力率改善のために設置した低圧用の進相コンデンサ
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正解
①半導体で電流を制御する整流器やインバータ装置
解説
詳細解説
高調波とは、基本波(50Hzまたは60Hz)の整数倍の周波数を持つ電流や電圧のことです。正弦波の電圧を加えたときに正弦波でない電流が流れる負荷、すなわち非線形負荷が発生源になります。
半導体を用いた整流器やインバータは、電圧がある値を超えたときだけ電流を流すような動作をするため、電流の波形が正弦波から大きく崩れます。この崩れた波形を分解すると、基本波のほかに多くの高調波成分が含まれていることが分かります。パソコンの電源、インバータエアコン、可変速の電動機駆動装置、アーク炉などが代表例です。
白熱電球や電熱器は加えた電圧に比例した電流が流れる線形負荷なので、高調波はほとんど発生しません。誘導電動機も一定速度で運転している限り波形の崩れは小さく、進相コンデンサは高調波を発生させるのではなく、系統に流れている高調波を吸い込んで被害を受ける側の機器です。
他の選択肢が不適切な理由
白熱電球や電熱器は加えた電圧に比例した電流が流れる線形の負荷なので、電流の波形も正弦波のままです。三相誘導電動機も一定の速度で回っている限り波形の崩れはわずかで、発生源として問題になることはありません。進相コンデンサは高調波を出す側ではなく、周波数が高いほど電流を通しやすいという性質のために系統の高調波を吸い込み、被害を受ける側に回る機器です。
詳細解説
高調波とは、基本波(50Hzまたは60Hz)の整数倍の周波数を持つ電流や電圧のことです。正弦波の電圧を加えたときに正弦波でない電流が流れる負荷、すなわち非線形負荷が発生源になります。
半導体を用いた整流器やインバータは、電圧がある値を超えたときだけ電流を流すような動作をするため、電流の波形が正弦波から大きく崩れます。この崩れた波形を分解すると、基本波のほかに多くの高調波成分が含まれていることが分かります。パソコンの電源、インバータエアコン、可変速の電動機駆動装置、アーク炉などが代表例です。
白熱電球や電熱器は加えた電圧に比例した電流が流れる線形負荷なので、高調波はほとんど発生しません。誘導電動機も一定速度で運転している限り波形の崩れは小さく、進相コンデンサは高調波を発生させるのではなく、系統に流れている高調波を吸い込んで被害を受ける側の機器です。
他の選択肢が不適切な理由
白熱電球や電熱器は加えた電圧に比例した電流が流れる線形の負荷なので、電流の波形も正弦波のままです。三相誘導電動機も一定の速度で回っている限り波形の崩れはわずかで、発生源として問題になることはありません。進相コンデンサは高調波を出す側ではなく、周波数が高いほど電流を通しやすいという性質のために系統の高調波を吸い込み、被害を受ける側に回る機器です。