磁束密度0.5Tの一様な磁界の中に、磁界と直角になるように長さ0.4mの直線導体を置き、10Aの電流を流した。この導体に働く力[N]は。
- ①0.5
- ②1
- ③2
- ④4
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詳細解説
磁界中の導体に働く電磁力は F=BIL(Bは磁束密度、Iは電流、Lは導体の有効長さ)で求められる。導体が磁界と直角のとき、この式がそのまま使える。
F=0.5×10×0.4=2[N]である。
4Nは長さを0.8mとした場合、1Nは磁束密度を0.25Tとした場合の値である。
力の向きはフレミングの左手の法則で決まり、親指が力、人差し指が磁界、中指が電流を表す。電動機はこの力で回転しており、遮断器の短絡電流による導体間の電磁力もこの式で評価される。導体が磁界と平行のときは力が働かない点も重要である。
他の選択肢が不適切な理由
力は磁束密度と電流と長さの単純な積なので、どれか一つを取り違えるとその倍率がそのまま答えに表れる。0.5Nは正解の4分の1で、導体の有効長さを4分の1に読み違えた場合などにあたる。1Nは磁束密度を半分に、4Nは長さを2倍にした値である。導体が磁界と斜めに置かれる場合は直角方向の成分だけが力に効くので、直角と書かれているかを必ず確かめたい。