魚を焼く前に塩をふる(振り塩をする)主な目的として、最も適当なものはどれか。
- ①余分な水分と生臭みを除き、身を締めるため
- ②身の水分を増やして、焼き上がりを柔らかくするため
- ③身のたんぱく質を分解して、身を柔らかくするため
- ④皮と身の間の脂を抜き、焼き縮みを防ぐため
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魚に塩をふって少し置くと、浸透圧によって身から水分が出てきます。このとき、生臭みの成分(トリメチルアミンなど)も一緒に出てくるため、出てきた水分を拭き取ると臭みが除かれます。また、塩によって身のたんぱく質が溶けて表面が締まり、焼いたときに身が崩れにくく、形よく仕上がります。焼き魚の振り塩の量は、魚の重量の1〜3%程度が目安とされます。
他の選択肢が不適切な理由
・水分を増やして柔らかくする:振り塩をすると、水分は外に出ていきます。
・たんぱく質を分解して柔らかくする:逆です。塩は身のたんぱく質を溶かして表面を締める働きをし、身を柔らかくするものではありません。
・脂を抜き焼き縮みを防ぐ:塩をふって出てくるのは主に水分で、脂が抜けるわけではありません。焼き縮みを防ぐには、皮目に切り込みを入れるなどの方法をとります。
覚え方のポイント
「振り塩=水分と臭みを出す・身を締める・下味をつける」と覚えます。出てきた水分は臭みを含むため、必ず拭き取ってから焼きます。