動植物がもともと持っている有毒成分によって起こる「自然毒食中毒」の原因物質はどれか。
- ①腸炎ビブリオ
- ②ノロウイルス
- ③ヒスタミン
- ④テトロドトキシン
答えと解説を見る
食中毒は、原因となる物質によって、細菌性、ウイルス性、自然毒、化学性、寄生虫などに分けられます。自然毒食中毒は、動物や植物がもともと持っている有毒成分による食中毒で、動物性(フグ毒のテトロドトキシン、貝毒など)と植物性(毒きのこ、じゃがいもの芽のソラニンなど)に分けられます。テトロドトキシンはフグの卵巣や肝臓などに多く含まれ、加熱しても分解されません。
他の選択肢が不適切な理由
・腸炎ビブリオ:海水にすむ細菌で、細菌性食中毒の原因です。
・ノロウイルス:ウイルス性食中毒の原因です。
・ヒスタミン:鮮度の落ちた赤身魚などで細菌の働きによりつくられる物質で、化学性食中毒(アレルギー様食中毒)の原因とされます。魚にもともとある毒ではありません。
覚え方のポイント
「自然毒=生き物が最初から持っている毒」です。ヒスタミンは「あとから細菌がつくる物質」なので自然毒ではない、という区別がよく問われます。