問13-1
加齢に伴う心身の変化の一般的な特徴として、最も適切なものはどれか。
- ①加齢により予備能力が低下し、恒常性を維持する調節機能も弱まりやすい。
- ②心身の変化に個人差はほぼなく、暦年齢が同じなら進行の程度も等しくなる。
- ③機能低下は全身のあらゆる臓器で、同じ速さと程度で一様に進行する。
- ④予備能力はむしろ高まり、安静時の検査値のみで老化の程度を把握できる。
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正解
①加齢により予備能力が低下し、恒常性を維持する調節機能も弱まりやすい。
解説
加齢に伴い各臓器の予備能力(生理的な余力)が低下し、体内環境を一定に保つ恒常性の維持機能が弱まる。そのため平常時は自立していても、感染症や手術などのストレスが加わると急激に状態が悪化しやすい。加齢変化の速さや程度は臓器ごと・個人ごとに差が大きく、暦年齢だけで一律に判断できない点も重要である。
他の選択肢が不適切な理由
「暦年齢が同じなら進行の程度も等しくなる」とする記述は、老化の速さが遺伝や生活習慣、既往症によって大きく異なるという事実に反し、同じ年齢でも自立して外出する人と寝たきりの人がいる現実を説明できない。「同じ速さと程度で一様に進行する」とする記述も誤りで、腎機能や聴力は比較的早く低下する一方、言葉の理解力などは保たれやすい。「予備能力はむしろ高まり」とする記述は向きが逆であり、安静時の検査値が正常でも負荷がかかったときに一気に破綻しやすいのが高齢者の特徴である。
加齢に伴い各臓器の予備能力(生理的な余力)が低下し、体内環境を一定に保つ恒常性の維持機能が弱まる。そのため平常時は自立していても、感染症や手術などのストレスが加わると急激に状態が悪化しやすい。加齢変化の速さや程度は臓器ごと・個人ごとに差が大きく、暦年齢だけで一律に判断できない点も重要である。
他の選択肢が不適切な理由
「暦年齢が同じなら進行の程度も等しくなる」とする記述は、老化の速さが遺伝や生活習慣、既往症によって大きく異なるという事実に反し、同じ年齢でも自立して外出する人と寝たきりの人がいる現実を説明できない。「同じ速さと程度で一様に進行する」とする記述も誤りで、腎機能や聴力は比較的早く低下する一方、言葉の理解力などは保たれやすい。「予備能力はむしろ高まり」とする記述は向きが逆であり、安静時の検査値が正常でも負荷がかかったときに一気に破綻しやすいのが高齢者の特徴である。