電気材料を導体、半導体、絶縁体(不導体)に分けた場合、常温において絶縁体に分類されるものはどれか。
- ①黒鉛(グラファイト)
- ②ゲルマニウム
- ③磁器(陶磁器)
- ④黄銅(真ちゅう)
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導体とは、自由に動ける電子(自由電子)を多く持ち、電気をよく通す材料をいう。銀・銅・アルミニウムなどの金属が代表例で、抵抗率はおよそ10のマイナス8乗からマイナス6乗オーム・メートルと非常に小さい。
絶縁体(不導体)は自由電子がほとんどなく、電気をほとんど通さない材料で、抵抗率はおよそ10の6乗オーム・メートル以上になる。磁器(陶磁器)のほか、ガラス、雲母、ゴム、ビニル、紙などがこれにあたる。電柱のがいしや電線の被覆に使われているのは、この絶縁体である。
半導体は導体と絶縁体のちょうど中間の抵抗率を持つ材料で、ゲルマニウムやシリコンが代表例である。感知器や受信機の中のトランジスタ・ダイオード・ICは、この半導体で作られている。
他の選択肢が不適切な理由
黒鉛(グラファイト)は炭素の結晶で、金属ではないものの自由電子を持つため電気を通す導体である。乾電池の炭素棒やモーターのブラシに使われている点を思い出すとよい。ゲルマニウムは代表的な半導体であり、絶縁体ではない。黄銅(真ちゅう)は銅と亜鉛の合金であり、金属であるから導体である。