差動式スポット型感知器と定温式スポット型感知器の違いとして正しいものはどれか。
- ①差動式は温度の上昇率、定温式は温度
- ②差動式は温度、定温式は温度の上昇率
- ③差動式は煙の濃度、定温式は温度
- ④差動式は炎の放射、定温式は煙の濃度
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差動式は温度の「上がり方の速さ」、定温式は温度の「高さそのもの」で作動します。
規格省令第2条第2号は差動式スポット型感知器を「周囲の温度の上昇率が一定の率以上になつたときに火災信号を発信するもので、一局所の熱効果により作動するもの」、同条第5号は定温式スポット型感知器を「一局所の周囲の温度が一定の温度以上になつたときに火災信号を発信するもので、外観が電線状以外のもの」と定義しています。
この違いは、そのまま設置場所の使い分けにつながります。差動式は急な温度上昇に反応するため、平常時の温度が安定している一般の居室に広く使われます。一方の定温式は、厨房やボイラー室のように平常時から温度が高い場所で使われます。そうした場所に差動式を置くと、調理の湯気や熱でたびたび作動してしまうからです。
他の選択肢について
・差動式は温度、定温式は上昇率:差動式と定温式の内容が逆になっています。
・差動式は煙の濃度:煙の濃度で作動するのは煙感知器であり、差動式は熱感知器です。
・差動式は炎の放射:炎の放射を検出するのは炎感知器です。定温式を煙で説明している点も誤りです。