データを暗号化することによって、主に守られる情報セキュリティの要素はどれか。
- ①機密性
- ②保守性
- ③可用性
- ④拡張性
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暗号化は、鍵を持たない者には内容を読み取れない形にデータを変換する技術です。守っているのは「権限のない者に情報を見せない」という機密性であり、これが暗号化の中心的な役割です。
具体的には、通信の途中で盗み見られたときの備え(通信の暗号化)と、パソコンやUSBメモリを紛失したときの備え(保存データの暗号化)という二つの場面で広く使われます。注意したいのは、暗号化しても中身が書き換えられることまでは防げないという点です。書き換えの有無を確かめるにはハッシュ値の照合やデジタル署名が必要で、そちらは完全性を守る技術です。役割を分けて覚えておきましょう。
他の選択肢について
・可用性:必要なときに使える状態を保つ特性で、冗長化やバックアップが対応します。
・保守性:システムの手入れのしやすさを表す品質特性で、情報セキュリティの要素ではありません。
・拡張性:規模の拡大への対応しやすさを表す言葉で、これも情報セキュリティの要素ではありません。