A社の総務部に配属されて間もない田中さんは、上司から情報資産台帳の整備を任された。情報資産の重要度を評価する観点として、最も適切なものはどれか。
- ①情報を取り扱う部署の従業員数の多さで評価する
- ②情報の機密性・完全性・可用性の三観点で評価する
- ③情報を保管している書棚や部屋の広さで評価する
- ④情報にアクセスできる者の役職の高さだけで評価する
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情報資産の重要度は、機密性(限られた者だけがアクセスできる状態が保たれているか)、完全性(情報が正確かつ改ざんされていない状態が保たれているか)、可用性(必要なときに情報にアクセスできる状態が保たれているか)の三つの観点から総合的に評価するのが基本である。これらの観点ごとに損なわれた場合の影響度を評価し、情報資産台帳に記録することで、後のリスクアセスメントの基礎データとなる。
他の選択肢が不適切な理由
従業員数の多さは情報そのものの重要度とは関係がない。保管場所の広さも情報の価値を示す指標ではない。アクセスできる者の役職の高さだけを基準にすると、実際には機密性が低い情報でも役員しか扱わないという理由だけで過大評価される一方、現場の機密情報が見落とされるおそれがある。