問12-2
ハッシュ関数の性質について述べたものはどれか。
- ①任意の長さの入力から固定長の出力を生成し、出力から入力を復元することは事実上不可能である。
- ②任意の長さの入力を同じ長さの暗号文に変換し、対応する鍵があれば元の入力に戻すことができる。
- ③送信者の秘密鍵と受信者の公開鍵の両方を用いて、通信内容を暗号化して秘匿する方式である。
- ④通信経路上の遅延を測定し、その値をもとに一定間隔でデータを分割して送信する方式である。
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正解
①任意の長さの入力から固定長の出力を生成し、出力から入力を復元することは事実上不可能である。
解説
ハッシュ関数は、任意の長さの入力データから固定長の出力(ハッシュ値、メッセージダイジェスト)を生成する一方向性の関数である。ハッシュ値から元の入力データを逆算して復元することは事実上不可能であり、この一方向性が改ざん検知やパスワード保護などに応用される根拠となっている。
他の選択肢が不適切な理由
入力を同じ長さの暗号文に変換し鍵で元に戻せる処理は暗号化・復号の説明であり、不可逆なハッシュ関数の性質とは逆である。秘密鍵と公開鍵の両方を用いて通信内容を暗号化する説明は公開鍵暗号方式に関するものであり、ハッシュ関数とは異なる技術である。通信の遅延測定によるデータ分割は、ハッシュ関数とは無関係なネットワーク制御の話である。
ハッシュ関数は、任意の長さの入力データから固定長の出力(ハッシュ値、メッセージダイジェスト)を生成する一方向性の関数である。ハッシュ値から元の入力データを逆算して復元することは事実上不可能であり、この一方向性が改ざん検知やパスワード保護などに応用される根拠となっている。
他の選択肢が不適切な理由
入力を同じ長さの暗号文に変換し鍵で元に戻せる処理は暗号化・復号の説明であり、不可逆なハッシュ関数の性質とは逆である。秘密鍵と公開鍵の両方を用いて通信内容を暗号化する説明は公開鍵暗号方式に関するものであり、ハッシュ関数とは異なる技術である。通信の遅延測定によるデータ分割は、ハッシュ関数とは無関係なネットワーク制御の話である。