情報セキュリティマネジメントにおける「情報資産」の説明として、最も適切なものはどれか。
- ①現金や有価証券など、貨幣価値に換算できる金融資産のみを指す言葉のことである
- ②情報そのものに加え、それを扱う媒体や機器も含む、組織にとって価値ある対象
- ③紙に印刷された書類のみを指し、電子データは一切含まれないものである
- ④既に公開されており秘匿する必要がなくなった情報のみを指すものである
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情報資産とは、顧客情報や技術情報といった情報そのものだけでなく、それらを記録・保存するサーバやパソコン、記録媒体、ネットワーク機器、さらには業務システムやソフトウェアなど、組織にとって守るべき価値を持つ対象全般を指す。情報セキュリティマネジメントでは、これらの情報資産を洗い出し、リスクアセスメントの対象として管理することが出発点となる。
他の選択肢が不適切な理由
「現金や有価証券などの金融資産のみ」という説明は、情報そのものや情報を扱う仕組みを含まないため狭すぎる。「紙の書類のみで電子データを含まない」という説明も、電子データを除外している点で誤りである。既に公開され秘匿の必要がない情報であっても、完全性や可用性の観点からは引き続き保護すべき情報資産であり得るため、「公開済みで秘匿不要な情報のみ」という限定も適切ではない。