次の劇物と、毒物及び劇物指定令で劇物から除かれる含有濃度の組合せとして、正しいものはどれか。
- ①フェノール:5%以下
- ②クレゾール:1%以下
- ③硝酸:6%以下
- ④蓚酸:5%以下
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フェノールは法の別表第二に掲げられた劇物で、それを含む製剤については、毒物及び劇物指定令(以下「指定令」)第2条で「フェノール5%以下を含有するものを除く」と定められています。つまり、フェノールを5%を超えて含む製剤は劇物、5%以下の製剤は劇物に当たりません。このように、多くの劇物には「これ以下の薄いものは規制しない」という線(除外濃度)が引かれています。除外濃度は品目ごとに指定令の条文に数値で書かれているので、一つずつ正確に覚える必要があります。
他の選択肢が不適切な理由
・クレゾール:1%以下ではなく、フェノールと同じ5%以下が除かれます(指定令第2条)。1%はホルムアルデヒドの数値です。
・硝酸:6%以下ではなく、10%以下が除かれます(指定令第2条)。6%は過酸化水素の数値です。
・蓚酸:5%以下ではなく、10%以下が除かれます(指定令第2条)。
覚え方のポイント
除外濃度は数字ごとにグループで覚えます。「10%:アンモニア・塩化水素・硝酸・硫酸・蓚酸」「6%:過酸化水素」「5%:水酸化ナトリウム・水酸化カリウム・フェノール・クレゾール・過酸化ナトリウム」「1%:ホルムアルデヒド」。フェノールとクレゾールは構造がよく似た仲間なので、数字も同じ5%とセットで覚えると混乱しません。