次の物質のうち、イオン結合によってできているものはどれか。
- ①塩化水素
- ②塩化ナトリウム
- ③二酸化炭素
- ④ダイヤモンド
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イオン結合は、陽イオンと陰イオンが静電気的な引力(クーロン力)で引き合ってできる結合で、一般に金属元素と非金属元素の間で生じます。塩化ナトリウムは、金属元素のナトリウムが電子を1個失ったナトリウムイオンと、非金属元素の塩素が電子を1個受け取った塩化物イオンが、交互に規則正しく並んでできたイオン結晶です。融点が高く硬いがもろい、固体では電気を通さないが水溶液や融解液では電気を通す、といった性質を示します。
他の選択肢が不適切な理由
・塩化水素:水素と塩素という非金属元素どうしが電子対を共有した共有結合の分子です。水に溶けると電離して塩酸になりますが、塩化水素そのものはイオン結合ではありません。
・二酸化炭素:炭素原子と酸素原子が二重結合(共有結合)で結びついた分子です。
・ダイヤモンド:多数の炭素原子が共有結合で立体的につながった共有結合の結晶です。
覚え方のポイント
結合の種類は元素の組み合わせで判断します。「金属+非金属=イオン結合」「非金属+非金属=共有結合」「金属+金属=金属結合」が基本です。例外として、塩化アンモニウムのように非金属元素だけからなる物質でも、アンモニウムイオンを含むものはイオン結合をもつ点に注意しましょう。