「潮解性」の説明として、正しいものはどれか。
- ①空気中の水分を吸って、その水に自ら溶ける性質
- ②結晶が結晶水を失って、粉末状に崩れる性質
- ③固体が液体を経ずに、直接気体になる性質
- ④液体が常温でも、盛んに蒸発して気体になる性質
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潮解性とは、固体が空気中の水蒸気(湿気)を吸い取り、その水に自分自身が溶けて、べとべとした液状になってしまう性質です。水酸化ナトリウム、水酸化カリウム、塩素酸ナトリウムなどが代表例です。潮解性のある物質は、そのまま放置すると形が崩れるうえ、周りの物を腐食するおそれがあるため、容器の栓をしっかり閉める(密栓する)などして湿気を遮って保管します。
他の選択肢が不適切な理由
・結晶水を失って崩れる:これは「風解性」の説明です。蓚酸などが示します。潮解とは水の出入りの向きが逆です。
・直接気体になる:これは「昇華性」の説明です。ヨウ素などが示します。
・盛んに蒸発する:これは「揮発性」の説明です。メタノールやクロロホルムなどの液体が示します。
覚え方のポイント
「潮」の字は海の水を連想させるので「水を吸ってとける」、「風」の字は乾いた風を連想させるので「水を失って崩れる」と覚えます。この2つは試験で対になって出題されることが多い、最重要の用語です。