問14-6
トラバース測量に関する次の記述のうち、適当なものはどれか。
- ①折れ線状に結んだ測線の長さと角を順に測る測量である
- ②測点相互の高さの差だけを順に求めていく測量である
- ③三角形の内角だけを測って各点の位置を求める測量である
- ④衛星からの電波を受信して各点の座標を求める測量である
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正解
①折れ線状に結んだ測線の長さと角を順に測る測量である
解説
トラバース測量(多角測量)は、測点を折れ線状に結び、各測線の長さと、隣り合う測線がなす角を順に測っていくことで、各測点の位置(座標)を求める測量です。
形によって三つに分けられます。出発点に戻ってくる閉合トラバース、既知点から出発して別の既知点で終わる結合トラバース、どちらでもない開放トラバースです。
閉合トラバースと結合トラバースは、観測の誤差を点検できる点が優れています。閉合トラバースなら内角の合計が理論値と一致するはずであり、その差が角の閉合誤差になります。開放トラバースには点検の手段がないため、公共測量では原則として用いません。
高さを求める水準測量に対し、トラバース測量は平面上の位置を求める測量である、という役割の違いも押さえてください。
本試験では、水準測量や三角測量の説明と入れ替えた記述で出題されます。
(根拠:公共測量作業規程の準則に定める多角測量(トラバース測量)の方式による)
他の選択肢が不適切な理由
「測点相互の高さの差だけを順に求めていく測量である」は水準測量の説明です。トラバース測量が求めるのは平面上の位置です。
「三角形の内角だけを測って各点の位置を求める測量である」は三角測量の説明で、距離を測るトラバース測量とは方法が異なります。
「衛星からの電波を受信して各点の座標を求める測量である」はGNSS測量の説明です。求める成果は同じ座標でも、トラバース測量は地上で距離と角を測って求めます。
トラバース測量(多角測量)は、測点を折れ線状に結び、各測線の長さと、隣り合う測線がなす角を順に測っていくことで、各測点の位置(座標)を求める測量です。
形によって三つに分けられます。出発点に戻ってくる閉合トラバース、既知点から出発して別の既知点で終わる結合トラバース、どちらでもない開放トラバースです。
閉合トラバースと結合トラバースは、観測の誤差を点検できる点が優れています。閉合トラバースなら内角の合計が理論値と一致するはずであり、その差が角の閉合誤差になります。開放トラバースには点検の手段がないため、公共測量では原則として用いません。
高さを求める水準測量に対し、トラバース測量は平面上の位置を求める測量である、という役割の違いも押さえてください。
本試験では、水準測量や三角測量の説明と入れ替えた記述で出題されます。
(根拠:公共測量作業規程の準則に定める多角測量(トラバース測量)の方式による)
他の選択肢が不適切な理由
「測点相互の高さの差だけを順に求めていく測量である」は水準測量の説明です。トラバース測量が求めるのは平面上の位置です。
「三角形の内角だけを測って各点の位置を求める測量である」は三角測量の説明で、距離を測るトラバース測量とは方法が異なります。
「衛星からの電波を受信して各点の座標を求める測量である」はGNSS測量の説明です。求める成果は同じ座標でも、トラバース測量は地上で距離と角を測って求めます。