問14-3
土は、土粒子・水・空気の三つの相からなる集合体とみなすことができる。土の間隙比の定義として、正しいものはどれか。
- ①間隙の体積を、土全体の体積で除した値
- ②間隙中の水の体積を、間隙の体積で除した値
- ③土粒子の質量を、土全体の体積で除した値
- ④間隙の体積を、土粒子の体積で除した値
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正解
④間隙の体積を、土粒子の体積で除した値
解説
土は、土粒子と水と空気が入りまじった集合体です。これを土粒子・水・空気の三つの相に分けてとらえる見方を三相構造といい、土の性質を表す指標はすべてこの三相の体積や質量の比で定義されます。
間隙比は、土の中のすき間(間隙)の体積を、土粒子そのものの体積で除した値です。分母が土粒子だけなので、すき間の多い土では値が1を超えることもあります。
これに対し、間隙の体積を土全体の体積で除した値は間隙率とよばれ、百分率で表すため必ず100%未満になります。
間隙比の分母を土粒子にとる理由は、締固めや圧密によって土全体の体積が変化しても、土粒子そのものの体積は変わらないためです。基準となる量が動かないので、締固めの前後を同じものさしで比較できます。
本試験では、間隙比・間隙率・飽和度・乾燥密度の定義を入れ替えた形で出題されます。分母が土粒子であれば間隙比、分母が土全体であれば間隙率です。
(根拠:土の三相構造における間隙比の定義(間隙の体積÷土粒子の体積)による)
他の選択肢が不適切な理由
「間隙の体積を、土全体の体積で除した値」は間隙率の定義であり、間隙比とは分母が異なります。
「間隙中の水の体積を、間隙の体積で除した値」は飽和度の定義で、すき間のうちどれだけが水で満たされているかを表します。
「土粒子の質量を、土全体の体積で除した値」は乾燥密度の定義で、体積どうしの比ではなく質量を体積で除した量です。
土は、土粒子と水と空気が入りまじった集合体です。これを土粒子・水・空気の三つの相に分けてとらえる見方を三相構造といい、土の性質を表す指標はすべてこの三相の体積や質量の比で定義されます。
間隙比は、土の中のすき間(間隙)の体積を、土粒子そのものの体積で除した値です。分母が土粒子だけなので、すき間の多い土では値が1を超えることもあります。
これに対し、間隙の体積を土全体の体積で除した値は間隙率とよばれ、百分率で表すため必ず100%未満になります。
間隙比の分母を土粒子にとる理由は、締固めや圧密によって土全体の体積が変化しても、土粒子そのものの体積は変わらないためです。基準となる量が動かないので、締固めの前後を同じものさしで比較できます。
本試験では、間隙比・間隙率・飽和度・乾燥密度の定義を入れ替えた形で出題されます。分母が土粒子であれば間隙比、分母が土全体であれば間隙率です。
(根拠:土の三相構造における間隙比の定義(間隙の体積÷土粒子の体積)による)
他の選択肢が不適切な理由
「間隙の体積を、土全体の体積で除した値」は間隙率の定義であり、間隙比とは分母が異なります。
「間隙中の水の体積を、間隙の体積で除した値」は飽和度の定義で、すき間のうちどれだけが水で満たされているかを表します。
「土粒子の質量を、土全体の体積で除した値」は乾燥密度の定義で、体積どうしの比ではなく質量を体積で除した量です。